内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

魔法の白いネジ

以前ブログに書いた件。
“アフリカツイン”も“XT250X”でも、きちんと効果が感じられて思わず感動したアレの話です。

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そう、NGC-JAPAN製の『アーシングヘルパー』です。

XT250Xでの体験から、
「これ、小排気量車のほうが効果が分かりやすいんじゃないか?」
と感じていたんですよね。
それゆえ、早く“くまきち”でも試してみたかったんです。

とはいえ、一度くらいオイル交換してからね…ということで、ここまで取付を引っ張った次第。

 

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『クロスカブ』のバッテリーは、シート前側のカバーを開けたところにあります。

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まずはマイナス側の端子を外し、バッテリーを押さえているカバーを外します。
そうしないと、プラス端子にアクセス出来ないようになっている、というどこまでも安全設計。
さすがは“ホンダクオリティ”です。

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このように、ターミナルボルトを『アーシングヘルパー』に替えるだけ。

 

「こんなお手軽チューンで何が変わるんだよ」
と思ったそこのアナタ。

これがマジで唸るほどに効果が分かるんです!

と言っても、めちゃくちゃパワーが出てる!とか、明らかにスピードが伸びる!とか、そういう類のものではありません。
そこは誤解されたくないのですが、

交換したのは“ボルト2本”だけ。
それだけで、そこまでの効果を期待するのはちょっと違います。

 

自分が一番体感できたのは、
“パーシャルからの加速で、スロットルを捻ったときの力強さがハッキリ違う”
ということ。
あくまでも「ドンッ」ではなく「グッ」っという感じですが、明らかに車体が押し出されるのが感じられます。
心なしか、その時の排気音が太くなったようにも感じられたりして。

 

これは登坂時にも顕著で、今まで早々に2速へシフトダウンしていた近所の上り坂が、3速のままでも失速することなく何とか登り切れてみたり。
シフトダウンしてエンジンを「ギャーン」と回してイジめるのがイヤで、ついつい30km/hくらいで登っていたところを、そのままのギアで辛うじて40km/hで登り切れてしまった。

 

これを決して“地味”という言葉で片付けてはイケマセン。
いや、本当に感動しますってば!

 

明らかな“性能や乗り味の向上”が目指すのであれば、自分のアフリカツインやデリカにも付けている『LANDMASTER』“オービトロン”製品が良いかもしれません。
こちらはレースフィールドからのフィードバックなど、明確に狙いどころが違うと思っていますからね。
それだけに、得られる効果によって、価格も“松竹梅”と用意されています。
(でもお値段以上に、想像をはるかに超える凄さらしい…気になるー)

 

自分がこの『アーシングヘルパー』で一番凄いところは、
“手軽に得られる上質感”
だと思っています。

 

NGC-JAPAN』の製品には、他にも『スムースドライブシステム』というラインアップがあり、そちらもコンセプトは同じ。

(自分はまだ使用していませんが)
いずれにしても、

自分が昔から知る“元ヨシムラのマフラー職人”

が送り出す製品ですから、それだけで「ちょっと試してみようかな」という気になったりします。

あまりにもお手軽すぎるんですが、それだからこそ敢えて“カブ乗り”にオススメしたい!
何でしたらお貸ししますので、ご自分の愛機で試してみてください。

 

こんな“ちょっとしたコト”でフィーリングが変わり、それが分かる。
だからバイクは面白いんだよなー。