先日、「エンジンかかった!」なんて調子に乗っていたばかりですが、最後にエンジンストールさせて以来、一向に掛からなくなってしまいました。
プラグを新品に替えても掛かる気配は無く、外した状態でキックしてもプラグに火は飛んでいない…いや、参ったなー。
FBでみんなからアドバイスを貰ったところ、
「PGM(エンジンコントロールユニット)がアヤシイ…」
との結論。
実際、サービスマニュアル(持っていないので、優しい後輩がコピーを送ってくれました。ありがとう!)のトラブルシュートを参照すると、プラグに点火が見受けられなかった場合、次に疑うべき箇所がイキナリ『PGM』に。
しかしこの『PGM』、メーカー側の補修部品としてはすでに在庫ゼロ。
ヤフオクとかで確認するも、出ていたとしてもスッゲー高い!(それで故障していたら泣ける)
とりあえず、ダメ元で…とばかりに、PGMに繋がる16ピンコネクタを外し、接点復活剤代わりと端子に潤滑剤を噴霧。
元通りに組み付けて祈る思いでキックを踏み下ろすと…あれ?掛かった。(苦笑)
なんというオチでしょう。お騒がせしてスミマセンでした。m(_ _)m
エンジンが掛かったので、オイルポンプからマニホールドに繋がるオイルホースを外してチェック。
きちんとエンジンオイルが送られていることを確認し、これで一安心。
次からは混合ではなく生ガスで掛けられますね。
再始動できて以来、フランジからの排気漏れがずっと気になっていたんですが、チャンバーを外して納得。
ガスケット、変形してるじゃん、、、
自分の組み付けミスですね。失礼しました。
エンジン側のワイヤーエンドをレリーズアームから外し、
上側からオイルを給油します。
通常の潤滑剤だと浸透性は良いものの耐久性が無さそうだったので、自分はチェーンルーブを使ってます。
上側の漏斗部にオイルを溜めておいて、
下側のワイヤーを動かすことで、中にオイルを引き込んでいきます。
インナーケーブルを伝って、下までオイルが流れてきたらハイ終了。
なんでこんな面倒くさい事をするのかというと、
「ワイヤーインジェクターでの注油がヘタだから」
あらゆる隙間から吹き漏れてくる割に、きちんとオイルが行き渡った実感が得にくいんですよね。(単にヘタなだけ)
このやり方であれば、絶対に間違いなく行き渡っている事が確認できますからね。
クラッチレバーですが、やけにストレート過ぎるような、、、
オーナーが立ちゴケしたかどうかは知りませんが、もう少しドッグレッグはあっても良いとおもいましたので、
プラハンでコンコンと。
まあ、こんなもんでしょう。
何事もやりすぎは禁物です。
各部にグリスを塗り塗りして
はい、完成。
タッチもかなり改善され、引きも軽くなりました。
クラッチの軽さについてはちょっとコダワリたい自分も満足です。
フューエルタンクだけ組み付けて、今日はここまで。
この後は、順次外装を組み戻していくことにします。