内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

オカルトチューン、全部盛り。リターンズw

先日の『レジアスエース』における“NGC-JAPAN全部盛り”の際に…

 

f:id:furasora:20200421220626j:plain

実は荷台に忍び込ませていった、我が家の“くまきち”
折角ですので、こちらにも『アーシングヘルパースムースドライブシステム』を施工することに!

元々、バッテリーのターミナルには“魔法の白いネジ”を装着済み。
これだけでも変化が体感出来ていたので、“全部盛り”なんてしたら空でも飛んでしまうのではなかろうか、と。(そんなはずはナイ)

 

f:id:furasora:20200412183026j:plain

まずは『アーシングヘルパー』から。
バッテリーのマイナス側のターミナルから、

f:id:furasora:20200412183101j:plain

シリンダー部(インテークマニホールド)

f:id:furasora:20200412183049j:plain

クランクケース部(左側前部)アーシングケーブルを引きます。
ここで使用するボルトは、もちろん“あの白いネジ”
これでアーシングは完成です。

 

続いて、『スムースドライブシステム』も。

f:id:furasora:20200412183151j:plain

まず最初は『インシュレーターバンドボルト』を交換。
これはボルト頭に“あの王冠部分”が取り付けられたもの。
実はこれ、自分の車両の装着するのは初めてだったりします。

ノーマルのインシュレーターバンドの構造がちょっと厄介で、間に挟まれているカラーを落としてしまい少々てこずりましたが何とか交換。
ホンダ車によく見られる構造とのことで、ご自身で交換される場合は元の構造を確認しながら十分注意して作業されることをお勧めします。

 

次にエアボックス内にネット上の『スムースインダクション』をインストール。

f:id:furasora:20200412183351j:plain

クロスカブのエアボックスは横置きのシリンダー上にあるので、ボックスの蓋とエアフィルター本体を外します。

f:id:furasora:20200412183232j:plain

ボックスを開けたら、ここでも中に『ツーウェイコート』をたっぷりスプレー。

f:id:furasora:20200412183211j:plain

そして『スムースインダクション』をボックスの蓋内に押し込んでいきます。

f:id:furasora:20200412183331j:plain

本体に蓋を戻す前に、ボックス側にも『ツーウェイコート』をたっぷりと。

 

最後に『ショックサイレンサーナット』を取り付けていきます。

f:id:furasora:20200412183511j:plain

場所はホーンステーの取り付け部と、

f:id:furasora:20200412183532j:plain

スイングアームエンド左右のチェーンアジャストボルトにねじ込みます。

これで全てのインストールが完了です!

 

日を改めて、試乗してみました。
まず最初に驚かされたのが、

「排気音が違う!」
“くまきち”はフルエキゾーストを交換していることもあり、ノーマルに比べて少々音量が大きくなっています。
ただ、個人的には音量よりも、乾いた破裂音のような“音質”のほうが気になっていたんですよね。
しかし、施工後は明らかに排気音の角が取れて“まろやかな音”になっており、音量自体も心なしか減じられているように感じられました。
実走行の加速時においても、印象は変わらず。
夜の帰宅時などでは、この“音”について少々気にしていたことも、これは大変嬉しい変化です!

 

違いはこれだけに留まりません。
シフトショックが明らかに減っており、以前とは比べ物にならないほどの滑らかさに驚嘆。
エンジン始動直後の冷間時における、ニュートラルからローギアへ入れた時の「ガチャンッ」というショックは、本当にミッションが可哀想でならなかったんですよね。
それすらもかなり低減されていることには、もはや感動でしかありません。

また、『レジアスエース』でも感じられたことですが、路面の細かい段差のいなしが非常に気持ちよくなりました。
特にリア周りの挙動全体が穏やかに感じられ、例えるなら

「スイングアーム長が延びた?」

かのよう。
これは乗っていて気持ちいいですね!

 

そして、スロットルに対する力強さ
以前より『アーシングヘルパー』を取り付けた際に例外無く体感出来ていましたが、110ccの小排気量車にここまで“全部盛り”すると効果は抜群。
スピードの乗りも良く、あっという間に巡航速度まで伸びていきます。


ただ、ここまで来ると「速度の頭打ち感」が早々に感じられてしまい、それについては“二次減速比”をロングに振ることでの対処を考えています。

 

ここまであれこれ盛り込んだことで、確かに20,000円弱のコストは掛かりました。
それでも、これだけ効果が“体感”出来たのなら、自分にとっては十分その価値アリと考えています。

 

自分と同じ型のクロスカブ110に乗られている方が、すでに同内容の施工をされていらっしゃるようで、すでに『NGC-JAPAN』のブログで紹介されておりました。

これは是非、“カブ主”の方には一度味わってみていただきたい。
今の“くまきち”は、一味違いますよ!