当然のことですが、『レジアスエース』はれっきとした“バン”。
つまりは『デリカ』とは違って、きちんとした“荷台”のスペースがあります。
この広大なスペースこそが魅力に他ならないのですが、使い勝手を良くするためには何事も最初が肝心。
ということで、きれいなうちに“床張り”しちゃいます。
過去に3台ほど施工したことがあるのですが、何分にもこの作業も15年ぶりくらい。
思い出しながらゆっくりとやるです。
まずは“型紙作り”から。
新聞紙を敷き詰めて、内装のトリムに合わせていくという超アナログ作業です。
それをコンパネに写し取り、
チュイーン。
やはり「ジグソーは一家に一台」。必需品ですね。
はい、できたー。
壁面への当たりがキツイところは微修正して、まあこんなもんでしょう。
あくまでも“素人仕事”ですからね。
基礎ができたら、お次は内装。
今度はクッションフロア(CF)に写し取り、
助手(笑)がハサミでチョキチョキと。
専用の接着剤を薄く塗り広げて、
ちゃんとしてるっぽく見えてますかね。そこが大事。
手持ちのラダーは“ベロタイプ”なので、エンド部をアルミのアングル材で保護します。
無事に完成!
両側スライドドアって、使い勝手が良いんだか悪いんだか…。
ステップ部分がちょっとモッタイナイんですが、シートベルトの取り出し口がこんなところにあるもんですから止む無しです。
ついでにもう一工夫。
ファブリック地のセカンドシート背面が泥だらけになるのは嫌だったので、
ここにもコンパネで背板を作りました。
たまに“二台積み”とかもすると思うので、その時はここにフロントタイヤをぶち当てる方向で。
そして、この車のセカンドシートは、“リクライニング”+“約12cmスライド”できるので、背板を二分割して、ヒンジで折り畳み式に。
そして、このように背もたれを前に倒した時にはテーブル代わりにも、と。
ここにも表面にCFを貼ることで、お掃除もラクチンです。
タイヤストッパーは床に固定せず、別の板に取り付け。
これで掃除もしやすいですし、外しておけば完全にフラットフロアになりますので。
これでとりあえず“完成”ってことで。
でも、一点反省するとすれば…
「濃色のCFは汚れが目立つので、避けたほうが無難」
ま、いっか。自分の車ですしね。
あー、早くバイクを積んで出かけたいなぁ。