日頃のお使いからツーリングまで大活躍のCT125ですが、以前より気になっている点がありました。
それがココ。“シートヒンジ”です。
給油時などにシートを前方に倒すことができるんですが、キー操作でロックが外れた際に一切シートがポップアップしないため、
右手:キー操作
左手:シート開閉
と、両手を使わないとシートの開閉ができません。
どうやらJA55の頃から不評だったらしく、JA65にモデルチェンジの際にヒンジピン後方のゴム突起がついたことで少しだけシートが浮く…車両もあるらしい、という話を聞いたことがあるのですが、自分のは一切ピクリともせず。(残念)
なので、ここは一つ作ってみることに。
先日、Facebookの『CT125』のコミュニティで紹介されていたので、そちらを参考にさせていただきました。(ありがとうございます)
必要な部品はこんな感じです。
ピン径は8mmだったかな。
まずは、ヒンジの部品を車体から取り外します。
ノーマルではピンの左右が溶接されているのでここから分解ができません。


「チュイーン」
思い切ってサンダーで溶接痕を削り落とします。
ピン部分をポンチで叩き抜くことで、ヒンジが分解できました。
塗装が剥げてしまったところも含めて、本当はスプレー塗装などをしておいたほうが防錆にはよろしいかと思います。(自分はスプレー塗料を用意してなかっただけ)
前述のパーツでヒンジを再度組み立てます。
『キックバネ』を2本使用しているのは、シート自体の重さがそこそこあるため、キー操作で確実にシートをポップアップさせるためだと思われます。
シートヒンジを車体に組み付けて完成です。
早速操作してみましょう。
ヤバイ、超気持ち良い!
最近はサードパーティ製で商品として売られており、それを使えばノーマルと入れ替えるだけなのでお手軽で確実です。
ただ、これなら自分でもできるかなー、と汎用部品を組み合わせてやってみた次第。
これはかなり利便性が上がりますね!もっと早くやっておけば良かったです。