内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

ハンドガード交換【その2】

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さっそく開封
ガード本体は、非常にシンプルな作りです。
とはいえトレンドはきちんと押さえられており、バーエンドから下方向へのベンドが入ることで手首への干渉を防ぐタイプです。

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ずっと愛用してきたZETA製とのベンド部を比較。
この見た目に慣れてしまった今となっては、バークバスターズがシンプル極まりないのか、ZETAが凝った作りなのか…。
ただ、曲げ自体は最小限のほうが、何となく強度的には有利なように思えたり。
(実際にはアルミ合金自体の強度に依存しますので、見た目だけでは判断できませんけど)

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クランプを含む付属パーツ一式はこんな感じ。

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何といってもキモはこれ。
CRF独特の内部形状に準じたバーエンドのアダプターです。
この部品だけ欲しい!という人も、結構多いのではないでしょうかね。

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そして、専用のバーエンドウェイトも同梱。
至れり尽くせりですね。

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こちらのスモールパーツは、『DCT車』への取付時に使用するもの。
よって、今回自分は使用しないパーツです。

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取説は英文のみですが、CRF専用に編集されたもの。
そのため、部品の合い番も写真も非常に分かりやすいですね。

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CRF用にアッセンブルされているので、当然クランプは『テーパーバー用』。
何種類かのクランプの中から、CRFのハンドル周りにベストマッチのものがセットされています。
これは悩む必要がなくて良いですね。

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さて、いよいよ組立です。
まずはアダプターをハンドルバーエンドにねじ込みます。
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一応ネジロック剤を塗布しますが、ネジ全体に行き渡らせてしまうと外す時に苦労するので、ネジ山全体の1/3くらいにロック剤が付くようにしています。
締め付けは17mmのスパナでOK。

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これですよ、これ!
もうこの収まりの良さだけで、すでに感動モノですね!

続いて、クランプをハンドルバーに仮止め。
そして、ガード本体を付属のバーウェイトを挟むようにして取り付け、先ほどのクランプとネジで組み付けます。

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高さを決めて本締めしたところで、このシンデレラフィットにうっとり。
クランプの複雑な凹凸がピタッと嵌合。これにはちょっと感動を通り越して溜息モノですよ…。

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もちろん、アダプターにネジで締結されるバーエンドには、一分の隙間も傾きもありません。
ここまできちんと組み付けられたことで、転倒時のズレなど想像もできませんね。
(実際にそれを試したわけではありません。試したくもありません。悪しからず)

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仕上げはプロテクターの取付です。
チョイスしたのは『VPS』というタイプで、色はもちろん『イエロー』。
異論は認めません。(笑)

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セット内容はこの通り。
イエローの本体にブラックのスポイラーを組み合わせるようです。
プロテクターの裏を見ると、スポイラーの取付ネジ穴が2か所見られます。

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こちらが取付位置を『下側』にしたもの。

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そして、こちらが『上側』です。
ツーリングライダーの自分は、グリップへの防風効果を期待してもちろん『上側』をチョイスです。

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完成!
いやぁ、なかなか男前な見た目じゃないですか。

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そういえば、ガードのクランプ位置が、ZETAの時と比べて随分と外側へ移動しました。
つまり、これはガード本体が短いということ。
これにより、バーエンド→ガード→クランプ→ハンドルバーで形成される四角形が小さくなり、強度的にはより有利になると考えられます。

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ZETAの『XCプロテクター』とのサイズ比較です。
左右幅が拡大し、前面から見ると短いガード本体をほぼ覆い隠している形となります。
スポイラー部が別体となったことで、前面投影面積は確実に増えています。

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高さも少し高くなっているようで、雨天走行時も多少快適になるのではないかと。

自分はガードの色優先で『VPS』をチョイスしましたが、他にも『カーボン製』のものや『より面積の広いもの』『冬用の防寒タイプ』など、プロテクターも幅広いラインアップが揃っています。
冬場はグリップヒーターと組み合わせて『防寒タイプ』を使用することで、『ぬくぬくコタツ仕様』が出来上がるのでは、と!
これはマストアイテムになりそうな予感大ですね。

アルミのハンドガードにすることで、シャープなルックスはもちろん、アドベンチャーバイクに求められる『サバイブ能力』も高まるというもの。
とはいえ、出来ればあまり転ばずに済ませたいと心から願う自分です。

…今年のアサマでは、やらかさない方向で行きたいものです。(汗)