内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

CRM250R レストア日記【その1】

軽トラのトラブルを乗り越えて、なんとか我が家にやってきたCRM
まずは、この埃にまみれた車体をなんとかしましょう。
ほら、整備の基本はまずは洗車から、と言いますしね。(単なる洗車好き)

タラララッタラ~♪
イメージ 2
「高圧洗浄機、ケールーヒャー」www

いやー、もうこれ、以前から欲しかったんですよー。
以前モトクロスをやっていた頃は、ホンダのエンジン式洗浄機を持っていたんですが、手放してしまったことをずっと後悔してました。
これは電動式ですが、噴射圧はエンジン式にも引けを取りません。
しかも、水道直結だけでなく、自給式ホースでバケツからの給水も可能というからありがたい。
我が家には200Lの雨水タンクがあるので、これで電気代だけで心置きなく洗車できます!

そして、その栄えある『洗車第1号』がCRM

イメージ 3
ヒャッハー!
おお、みるみる落ちる!さすが、ゲルマンパワー。(なんじゃそりゃ)
外装に傷を付けたくないので、この段階ではあくまで水圧だけで落とし切ります。
リンク部やシール部には、水を当てる角度に気を付けるのはお約束。
まあ、この後全部バラすんですけどね。

イメージ 4イメージ 5
うーん、持ってきた時と比べたら、見違えるようなこの白さ。

イメージ 6
リアフェンダー『KE//YUステッカー』(懐かしい!)も、心なしか誇らしげです。

イメージ 7
拭き上げると擦り傷が付いてしまうので、エアブローで水を飛ばします。
リアショック周りを吹いていた時に、何かが飛び散りました。

イメージ 8
見事バラバラになったバンプラバー』…。
さすがに新車から20年以上経ってますからね。こんなもんでしょう。

しかし、見れば見るほど程度は極上。
アルミリムのアルマイトはしっかり残っているし、スポークの錆も一切なし。
よほど乾燥した環境で保管されていたのでしょう。
メインキーが無いのでまだタンクキャップを開けられていないんですが、タンク内の状態も期待できるかもしれません。(でも、中にガスは残っている)

そうなると逆に心配なのがゴムやプラスチック部品。
特にシールなどのラバーパーツは、粉々になる可能性がありますね。

いずれにしても、一つずつ少しずつちゃんとやりますよ。
ほら、時間だけはありますからね。

イメージ 9
モノで溢れたガレージ(という名の物置)の中を少しずつ詰めて、CRMもすっぽり収まりました。
さすがに、屋外保管だなんて考えられません。
「内田に預けたら、錆びて帰ってきた」なんてことになっては、申し開きが立ちませんからね。

とりあえず今日はここまで。

…で、実は現車を見たときから、ずっと気になっていたことがありました。
先輩からそう聞いてはいたけれど…

「これって、ホントに93モデル?」

ってこと。
自分の記憶だと、このカラーリングは『91、92モデル』だったのでは、と。
(ちなみに93モデルはこれ。)
http://www.honda.co.jp/news/1993/2930222.html

こういう時は、車体番号を確認するのが一番。

イメージ 10
『MD24-1211284』

イメージ 11
そして、Yahoo!の画像検索で拾って来た『パーツリスト』の号機管理と照合すると、

やはり、2型(CRM250RM)であることが判明。
車体番号から後期生産分と推察されるので、『1992年モデル』であろうと思われます。

イメージ 1
ちなみに、ストックしてあるカタログを引っ張り出してみたら、全年式分揃っていたという…。(^_^);
単なるコレクターですね。

ただ、手元に残っていたパーツリストは『CRM250AR』のみ。
車輌とともに譲ってしまったりしてましたからね。

それはともかく、型式がハッキリしたことで、パーツの適合などもしやすくなりました。
慌てずじっくりと料理するですよー。