内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

タミヤのソコヂカラ

まだ「爺ヶ岳」のレポートも書いていないんですが、とりあえずコッチを。
といっても、こちらもすでに2週間前の出来事なんですが。(汗)

6/24の土曜日、仕事でも無ければ週末にわざわざ都内に来ることもない自分ですが、この日はなぜか新橋に出没。
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目指すはモーターマガジン社本社…ではなく、その近くにある『タミヤプラモデルファクトリー 新橋店』です。

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そこで、『RIDE AFRICATWIN Meeting』が開催されるとあれば、行かないわけにはイカンでしょう!

「なぜ、タミヤでアフリカツイン?」

というもっともな疑問もあるでしょうが、実はこの度
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のです!
しかも、スケールはオドロキの『1/6』!実に全長約39cm(!)という、ビッグキットの登場なのです!
ただでさえ、デカいアフリカツインにも関わらず、それを1/6スケールで出しちゃうなんて…タミヤさん、やんちゃが過ぎますね。(笑)
そんなことを言ってますが、当然自分も買ってしまった一人です。いや、これは買わずにはいられないですって!

会場に入ると、実車イベントのほうの『RIDE AFRICATWIN』実行委員の面々が勢揃い。
『日刊アフリカツイン』からも、M柄さんが参加されてました。
前方のテーブルには、実車(といっても、この場合はスケールモデルのほう)のアフリカツインが!

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いや、間近で見るとホントにデカい!そして、めちゃくちゃリアル!
今回模型化されたのは『DCT仕様』で、付属のデカールはCRFカラーとトリコロールの2色分が入ってます。
さらに、DCT用の実車オプションである『シフトペダル』まで用意されているという芸の細かさ!
いやー、これはタミヤさん、惚れてまうやろー!

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さらに、展示車(モデルのほう)の下に敷かれているマットに注目!
これ、ラリービバークでの整備時に敷く『フロアマット』をイメージして、今回のイベントのために特注で制作したんだとか。
しかも!ロゴを見てお分かりのように、HRCワークス車『CRF450RALLY』のシートを手掛けている『野口装美』作!
いや、これは懲りすぎでしょう!
実行委員の本気度が伝わりすぎて、笑いが止まりません。

イベント前から大興奮の自分ですが、お待ちかねのイベントのお時間です。
第1部は、CRF1000Lの開発陣を交えてのトークショー
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本田技研からはLPLの飯塚さんと、デザイナーの小松さんのお二人が参加。
小松さんは自らもDCT車を購入されており、一度ツーリングでもご一緒させていただいたことがあります!
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進行役は、「ビッグオフといえばこの人!」な我らが(?)松井大先生に決まってるじゃありませんか。
もう一方のタミヤ広報の方と一緒の掛け合いで、テンポ良く話が弾みます。
メディアローンチなどで聞いた話もありましたが、それでもここまでアツいコダワリを持って開発されたのを改めて聞くと、やっぱり感慨深いものがあったりしますねー。

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休憩をはさんでの第2部は、いよいよタミヤ側のCRF開発陣が登場!
業界国内トップメーカーといって憚らないタミヤ模型ですから、スケールモデル化にあたり数多のコダワリが込められていました。
特に、0.7mm径という極細スポークの話では、目の前に置かれたスケールモデルを凝視しながらホンダ開発陣も唸りっぱなし。
とにかくデカい1/6スケールともなると、ディテールの再現性も半端ありません。
また、このサイズになると、車体の組み立て方も必然的に実車に似てくるんだとか。
エンジンをメインフレームに組み込む際の苦労は実車も模型も同じだったようで、共感していたところが自分的にはツボでした。

あっという間の2時間が過ぎ、最後に主催者から『じゃんけん大会』のサプライズが!
そして、まさかの野口装美作”あの”『フロアマット』を6名様にプレゼントという…これはもう本気出すしか!
松井さんの掛け声で、「最初はグー、じゃーんけーんぽんっ!」

…え?まさかの勝ち残り!?

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しかも、一発で当選人数分が出揃うというミラクルで、見事にゲットしてしまいました!
いや、これもう、今年の運は使い切った感満点ですけど。。。まぁ、いいか。

しかし、これで早く模型を作らないと、主催者に怒られそうな予感。
老後の楽しみ(笑)のつもりだったんですが、頑張ってコツコツやるしかないですね。

そして、最後にもう一つサプライズが!

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タミヤ模型会長、まさかの爆誕
以前、会長さんの著書を読んだことがあるんですが、実際もその通りのアツい人でした。
この方から『コダワリのモノヅクリ』の伝統が産まれたんですね。ちょっと感動しちゃったじゃないですか。

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最後に、ホンダとタミヤ双方の開発陣で記念撮影。
作るものは違えども、『人を笑顔にする仕事』という意味において志は同じ。
互いへのリスペクトが感じられて、自分も思わず胸熱です。

満足感たっぷりで帰宅すると、玄関にデカい段ボールが…。
そう、まさにこの日がスケールモデルの発売日!
その当日に合わせて、注文しておいたブツが届いたというわけですね。

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DCT仕様、増車しました!(笑)
いやー、箱でけー。
しかしこの箱絵、額装したくなるほど素晴らしいですね。いや、マジで。

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そして、1/6スケールだからできたと言っても過言ではないのがこれ!
ディテールアップキットとして用意された、『組立式チェーンセット』です。

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組み立てられた現物を会場で見てはいましたが、なんですかこのパーツの数は。
目がチカチカしますよ。

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さらにオドロキなのはこれ!
チェーンのローラー部に金属製のパーツを使用するというコダワリっぷり。
さすがにタミヤさん、やりすぎでしょー。(>_<)
一応塗色が指定されているんですが、自分の技術じゃ色塗ったらチェーンが動かなくなりそうな予感…。
だって、模型作るのなんて、高校生以来なもんですから。。。(ゴメンナサイ、タミヤさん)

少しずつゆっくりと、楽しみながら作ってみたいと思います。
あ、大量の塗料も買わなきゃ…。(汗)