内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

ハンドガード交換

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こちら、純正のハンドガード。
軽量な樹脂製で、前面投影面積が比較的小さいにもかかわらず、空力を考慮した形状により雨風にも効果を発揮する優れモノです。

ただ以前から、もう少しワイルド(笑)な、アルミ製のガードに交換したいと考えていました。

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ということでまずはお約束、バラしてみましょう。
金色細長い棒状のものと青いアルマイトがかけられた部品、これ両方とも『カウンターウェイト』。
つまり、そこそこ重い部品をハンドルバーの中や端部に取り付けることで、防振用として機能しています。長距離などを走る際に、微振動による手のひらへの攻撃性を抑えるためのパーツですね。

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クローズドタイプとなるハンドガードの取付は、カウンターウェイトを取り付けるための大きなボルトが兼ねているんですが、驚いたことにハンドルバーの内側にネジが切られているんです!
しかも、内径はそこそこ大きく、アルミ製と鉄製のハンドルバーの間くらいでしょうか。

いろいろと特殊な作りのため、交換部品のチョイスは慎重に検討しました。

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そして、選んだパーツがこれ!

まず、ZETAのハンドガードを選んだ理由は、「プロテクターのデザインがシャープでカッコ良かったから」
以前のRD07の丸みを帯びたデザインと異なり、新型のアフリカくんはエッジを効かせた精悍なデザイン。となれば、プロテクターもエッジのあるシャープなデザインが良いと考えていました。
様々なメーカーがリリースしている部品ではありますが、個人的にデザインが気に入っているのがZETA『XCプロテクター』なのです。

プロテクターが決まれば、取付部の関係で必然的にハンドガードは同じメーカーのものになります。そうすると、外側に樹脂製のバンパーを備える『プロアーマーハンドガード』が良いかな、と。

実はもう一つ理由があって、バーエンドに固定するためのアダプター部品が長いこと。
これにより、純正ハンドルバー端部に予め切られているネジ山と干渉せず、更に奥の位置で固定することが出来るため、ネジ山を傷めずに済むと考えたからです。

それ以上に、ハンドガードをマウントするクランプ選びには、相当悩みました。
新型のフロントブレーキマスターは「ロードバイクっぽい」形状となっており、ハンルバーから前方への張り出しが大きい。つまり、マスターシリンダーを避けて、かなり遠い位置でハンドガードをマウントする必要があります。
クラッチ側も同様に、ミラーホルダーを兼ねているために、クラッチワイヤーを避けて遠い位置でのマウントが必須。もしかしたら、クラッチの操作荷重軽減のために、レバーホルダーを前後方向に長くして『テコの原理』を使っているため、とも考えられます。

いずれにしても、ハンドルバーからのリーチの長いマウントを探して、お店やネットをいろいろ探しました。
その結果、CYCRA製の『Uクランプセット』が形状的にも干渉物との回避ができ、さらに遠い位置でのマウントが可能と判断。
その上で、ハンドガードとマウントで色を合わせるために『ブラックの組み合わせ』を選択。本日ようやく部品の入手が完了しました。

帰るやいなや早速交換です!
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ふむふむ。いいんじゃないのー?

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4本のボルトでクランプするマウントも、剛性感たっぷりです!
これには大満足!…というより、むしろ『一安心』と言ったところ。ちゃんと装着できて良かった~!

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ハンドガードに組み合わせる『プロテクター』は、お決まりのイエローをチョイス!

何故にトリコロールのボディカラーに、イエローのハンドガードなのかって?
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我が家のバイクのお約束だからです!

XT250XとDR-Z125Lはともかく、遠くからでも映える色合いでしょ?
恐らくはこのカラーの組み合わせを選ぶ人も少ないと思いますので、まあ差別化ということで。(笑)

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また一段とシャープな顔つきになったように感じるのは、自分の贔屓目でしょうかね。

そうそう、乗り味も結構変わるものなんですよ。
純正で2種類付いていたカウンターウェイトを外したことで、ハンドリングにより軽快感が出ました。ステムシャフトから遠い位置にあるものを軽量化したわけですから、慣性力が減少しているので当然です。
そして、バーエンドのブルーのウェイトを外したことで、感覚的にハンドルバーが短くなり、ポジションも少しだけコンパクトになったように感じます。

いずれにしても、さらに振り回しやすくなったことで、自分にとってより一層楽しいバイクになったのは間違いありません。