内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

ハンドガード交換

『アフリカツイン』は“アドベンチャーバイク”ですので、キレイ好きの自分でもたまにはダートを走ったりもします。(笑)

そんなとき、不意の転倒でレバーなどを折ったりしては困りますよね?

昔はツーリングの時には必ずスペアレバーを持参したものですが、最近は

頑丈なガードで、折れないように守るSTYLE

な自分です。

 

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『SD10』の純正ハンドガードは、軽量な樹脂製。

これはこれでスタイリッシュで良いのですが、レバープロテクションという点ではやはり物足りない。

 

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なので、やはりコレ『Barkbusters』のハンドガードです。

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『SD10』は『SD04』用とは異なる専用品が用意されると聞いていて、ずっと待ち焦がれていたんですよねー。
ちなみに、『SD10』専用品の型番は『BHG-082』となります。

 

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プラスチックガードは今回も『VPS』をチョイス。

今回は最初から『スキッドプレート』も装着しちゃいます。

 

さて、早速取り付けましょう!

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取説は英語版ですが、車種専用で写真やイラスト入り。

読めなくても、ほぼほぼ理解できると思います。

 

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まずは純正のハンドガードを取り外します。

注意すべきは、バーエンドウェイトの取付ボルトに引っ掛ける形で、インサートウェイトを引き抜くこと。

力任せに引き抜こうとすると、爪が外れてハンドルバーの中にインサートウェイトが置き去りになってしまいます。

ゆっくり真っ直ぐ引き抜きましょう。

 

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外したレバーを戻す際には、一応グリスアップがお約束。

操作部分はフィーリングが良い方が、キモチイイに決まってます。

 

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まずはバーエンドにマウントパーツを装着。

これがCRF専用品のキモと言って差し支えないと思います。

どうしても微振動が加わり続けるところなので、緩み防止にネジロックを塗布。

この時、ネジ山全体に塗布してしまうと外す時に苦労するので、自分はこのくらいの位置に一、二滴ほど垂らすだけにしています。

そうすることで、ロック剤がこの位置から内側に広がるのを防いでいます。

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この『Barkbusters』のハンドガードをチョイスする大きな理由が、専用品の『バーエンドウェイト』が付属すること。

ノーマルでは片側に二種ものウェイトが装着されており、これを全て取り去ってしまうと、ちょっとした外乱でハンドルバーにチャタリングが出てしまったりします。

オフロードだけを走るのであれば不要かもしれませんが、これがあるかないかでツーリングにおける手の疲労度が大きく違います!

 

今回はDCT車なので、付属の『ストッパープレート』を使用します。

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パーキングブレーキのロックレバーのピボットボルトを、付属のロングボルトに交換して、

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レバー下側に、ストッパープレートを取り付けます。

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こうすることで、パーキングブレーキの開放位置を、少し手前に持ってくることができます。

ハンドガードの懐にレバーを収めるためのスモールパーツですが、なかなかに気が利いてますね。

 

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『SD04』専用品との一番大きな違いがコレ。

ワンピースだった『Uクランプ』が、ツーピースの首振りタイプになりました。

詳しい理由はわかりませんが、電脳化が進んだ『SD10』で左右のスイッチボックスが大型化しており、それとの干渉を避けるためなのかもしれませんね。

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確かに首振りタイプとなったことで、取り付けの自由度は高まったかと。

これはまだボルトを締めこむ前ですが、締め込んだ後のフィット感の素晴らしさは『Barkbusters』はピカイチですね!

惚れ惚れしますよ。

 

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さらにDCT車では、左側のマウンド部に専用のカラーを挟み込んで、パーキングレバーとの干渉を完全に回避。

左右シンメトリカルであってほしい自分としては、右側にもこのカラーが欲しかったりして。

試しに左側のカラーを抜いてみたんですが、ほんの少しパーキングレバーと当たってしまいました。

うーん、随分と検証したんだろうなぁ。

 

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これでガード本体の取付は完了!

この時、『スキッドプレート』は予めガードに通しておきます。

 

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最後に『VPS』プラスチックガードを取付。

カラーバリエーションはなんと“11色”!

自分はもちろん、我が家定番の“イエロー”です。

 

このガードには別体の『スポイラー』が付属しており、

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取付穴の位置を変えることで、二段階の高さを選ぶことができます。

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向かって左側がHIGH、右側がLOW。

自分は雨天走行時を考慮して、HIGH位置にセットしました。

もちろん、スッキリとした見た目を狙って、『スポイラー』を取り付けないという選択肢もアリですね。

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ハンドガードへの取付は、付属のタッピングスクリューで。

ハンドガードの横部分をカバーする『スキッドプレート』は、『VPS』ガードの外側穴で共締めします。

この時、ネジを強く締め込みすぎないのがポイントです。

 

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おお、今回はちょっと派手な顔立ちに!

以前の『SD04』よりも外装に白い部分が増えたからでしょうか。

カラーパーツが一際目立ちますね。

 

もちろん、転ばずに済めばそれが一番。

でも、重量のある車両ですので、レバーの保護などを兼ねての

「転ばぬ先の杖」

ということで。

 

プロテクションパーツはしっかりとした強度を求めると、やはりそれなりに重くなってしまいます。

開発陣の渾身の努力により、軽量化された『SD10』です。

どうせ付けるのであれば、きちんとした“効果のあるもの”を吟味したいものですね。