納車してからもうすぐ一年。
この前に乗っていた『Address V125G』には申し訳ないほどに、溺愛しているくまきち”。
ですが、以前からずっと気になっていた点がありまして、それは
「ステップが滑る」
ということ。
鉄製のベースにラバーを被せた、踏面の大きい立派なステップが付いているんですが、これがまた滑る滑る。
特に雨の日なんて、何度踏み外して怖い思いをしたことか…。
車重は軽いしそれほど速度が出るバイクではないんですが、それでも踏ん張ったり踏み代えたりしたときに足裏がすっぽ抜けるのは、ヒヤッとさせられること間違いなしです。
それ以外にも、このステップにはいくつか不満がありまして、
・とにかくデカイ(駅などの駐輪場で結構幅をとってしまう)
・跳ね上げられる作りなのに自動で戻らない(リターンスプリングが付いてない)
と、自分にとってはちょっと気になる点があれこれ。
とにかく、雨の日に乗るたびに「早く替えたいなー」と思いながらもずっと先延ばしにしていたんですが、今回ようやく入手しました。
DRC製の『ワイドフットペグ』です。
素材は質実剛健なクロモリ(クロームモリブデン)鋼を使用。
オフロードバイク然としたこのルックスが、自分にとっては超イカしてます。
“クロスカブ”用のキットには、リターンスプリングも付属。これで文句ナシです。
ノーマルステップとの大きさ比較。
ピボット部からの張り出しで、片側“約10mm”ほど狭くなります。
数値的にはそれほどではありませんが、形状的にも見た目のスマートさは大きいですね。
早速交換してみました。
いやー、ステキすぎる。これで一気に“オフ車感”倍増じゃないですか。
なんてったって、コイツの名前は“クロス”カブですからね。
“クロスカントリー”感マシマシの見た目は、「どこにでも行けちゃいそう」イメージたっぷり。
またスチール無垢となったことで、足裏へのバイブレーションが増えるかと思っていたんですが、まったく気になりません。
ああ、もっと早く替えておけばよかった!
足裏との相性の良さは言うまでもナシ!
特にステップの“角”まできちんと荷重できるのが最高です。
これは想定外だったんですが、ノーマルに比べてステップ踏面の高さが少し低くなっています。
そのことで膝の曲がりも緩やかになり、またしっかりと踏み込むことが出来るようになりました。
もう文句の付け所がありません。
雨はもちろん、多少の雪でもコイツには走ってもらいますので、そのための必須アイテムと言って間違いはありません。
かなりオススメのパーツです。