先日、Facebookではお伝えしていたんですが、レース車の『KTM250EXC』を手放して
愛機が『SHERCO SEF250 FACTORY』になりました。
以前から興味があったところに、人伝てで非常に程度の良い出物がありまして、断捨離を兼ねてあれこれ整理しての乗り換えです。
4stエンデュランサーは三年ぶりかな。
ですが、ちょうど緊急事態宣言が発令されたタイミングでもあり、引き取りっては来たものの未だ乗ることは叶わず。
こればかりは仕方がないですね。
それにしても車やらアフリカツインやら、全て入れ替わるタイミングが重なってしまいました。
意図したものでは全くないのですが、この車両に関しては持ち出しが無かったのでまあ良し。
前オーナーは自走で林道ツーリングを楽しまれていたとのことで、まずは保安部品撤去とレースタイヤへの交換。
そして、少しだけガード類を取り付けた程度で“Ready to Race”になりました。
何分にも初めて付き合うメーカーなので、あちこちをバラして構造を確認しながら楽しんでいます。
で、一つだけ心配事がありまして…
このバイク、『キックアーム』が無いんですよ…
エンジンをコンパクトにしたいがために、最初からキックギアを入れる設計になっていないんですよね。
エンジン始動は“セル一択”。
ある意味、とても“漢”なバイクであり、その割り切りにフランスのエスプリを感じてみたり。
それなりの頻度で乗っていればきちんとバッテリーに充電されるのでしょうが、今までの自分のペースからすればそんなはずも無いと思われ。
なので、バッテリーに充電用のターミナルを付けて、保管時は常に補充電されるようにしています。
しかし、問題は出先でのバッテリー上がり。
「そこまで心配する?」と言ってしまえばそれまでですが、昔の人は良いこと言いました。
「備えよ、常に」。
ということで、保険として“ジャンプスターター”を準備しました。
こちら、PRO-TECTAさん取り扱いの『Volt Magic』という製品になります。
いわゆる強力な“モバイルバッテリー”です。
これは『JS-06』という型で、『Volt Magic』のラインアップでは最小のタイプ。
(こちらの社長が「これで十分!」とオススメしてくれたので)
容量は6000ミリアンペアですから、携帯用の“モバイルバッテリー”としてみればそこそこの容量かな。
しかし、付属品でこんなものが付いてくるんですから、タダモノではない。
実際、本当にこれだけで掛けられるのか試してみました。
SHERCOのバッテリーに繋がるターミナルケーブルを外し、それを上のクランプでくわえます。
つまりはバッテリーが完全に外れている状態ですね。
半ば祈るような気持ちで、セルボタンをPush!
おお、一発で始動しやがった!
結構あっさりと掛かってしまって拍子抜け。
本体のインジケーターを見る限り、この程度ならまだまだバッテリーの残量はたっぷりと残っているようです。
これなら出先でのトラブルでも安心ですね。
あ、他にも“モバイルバッテリー”らしい機能もちゃんと付いてまして、
本体にLEDライトが付いてたり、
モバイル機器の充電コネクタも付属しています。
今回、どうせならということで、
オプションの『スマソラ』くん(スマートソーラーパネル)もゲット。
これを広げて日向に放り出しておけば、勝手に充電されてくれるというわけ。
ロングツーリングの際に持参すれば、キャンプ場でもスマホの充電ができますし、
非常用としても持っていて損は無いだろう、と。
まあ、SHERCOのバッテリーが上がらない程度に乗ることが一番大事だとは思いますんで、頻繁に出番が来ないことを祈る次第です。
あー、早く乗りたいなー。