内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

そうだ 日高、行こう【その2】

※ここからは、かしこまった文体はナシで。
 
「“日高”に出る!」と決めたからには、あれこれ準備を進めていかなければなりません。
 
まずはバイクをどうするか?
 
イメージ 3
2年前の自分のレース車はYAMAHA YZ250FX
戦闘力も相性も自分には申し分なかったのですが、“一応”登録不可能なレース専用車なのが悩みどころ。
(“一応”というのは、やりようによっては何とかなっちゃうかもしれない、ということかも…)
 
そこは以前から「やっぱりオープンエンデューロに出るなら、ヨーロピアンエンデュランサーだろー」と勝手にイメージしていた自分でしたので、、、
 
イメージ 4
昨春の娘の高校合格祝い(?)とばかりに、マシンをKTM250EXCにスイッチ。(笑)
以前からカミさんに頼み込んでいたものの、「もし私立に進学したら、そんな余裕ないでしょ!」と釘を刺されていたんですよね。
しかし、見事県立高校に合格してくれたおかげで、無事に家計から借りることが出来ました。
ありがとう、娘よ!
KTM輸入車なので、レーサーにも関わらずきちんと登録もできるし、保安部品もしっかりしたものが付いてきます。
 
イメージ 6
そして『250EXC』は久しぶりの2stレーサーなので、出来る範囲で乗り込んで仲良くなるように努めます。
マシンに関してはこれで無問題!
 
次にライセンス。
『日高2DAYSエンデューロ(以下HTDE)』は、MFJ日本モーターサイクルスポーツ協会公認レースであるため、エントリーには『競技ライセンス』が必要です。
(承認クラスの場合は『エンジョイライセンス』が必要)
 
イメージ 2
その昔、モトクロスをちゃんとやっていた頃は、『クラス昇格』を明確な目標としていたわけですが、
今回の日高チャレンジは、自分にとって初めてのオープンエンデューロフォーマットのレースですし、目標はあくまでも『無事完走』。
 
イメージ 1
とはいえ、しっかりと『日高』を堪能したいので、承認クラス参戦用のエンジョイライセンスではなく、『国内B級』の競技ライセンスを取得しました。(申請だけで取得可)
 
MFJの競技ライセンスを申請するのは、実に11年ぶり。
これだけのことで、少しばかりドキドキしちゃってる自分がいます。(はやっ)
 
そして、HTDEは『全日本エンデューロ選手権(以下JEC)』の第3戦となります。
2018シーズン、全4戦で行われるJECは『オープンエンデューロ』というレースフォーマットを採用。
これは大雑把に言ってしまえば、『ルート』と呼ばれる移動区間と、『テスト』と呼ばれるタイムアタックステージの組合せで構成され、テスト区間の合計タイムと全ての減点(ペナルティ)の合計により順位が決まる、というもの。
そのため、他の競技者とのバトルというよりは、「いかにテストでタイムを出すか?」という、自身の集中力が求められるレースと言えます。
 
これまで自分が参戦してきた『クロスカントリーフォーマット』のレースは、簡単に言ってしまえば『よーいドン』でスタートして、決められた時間内に一番多くコースを周回した人が勝ち、という分かりやすいもの。
 
前述のように、初オープンエンデューロとなる自分は、この競技のルールがあまりよく分かってなかったりします。
こういう時は、誰か経験者に教えを乞うのが一番。
イメージ 5
ということで、PWKコンバージョンキット』を購入した『鈴木オート』さんにお世話になることになりました。
こちらの店主である鈴木さんは、ロードレースの国際ライセンスホルダーでありながら、オフロードにも造詣が深く、HTDEへの参戦経験もアリ。
またショップチームである『チーム ミワコングwith鈴木オート』には、難波さん(国際B級ライダー)をはじめ、HTDE経験者多数。
右も左も分からない自分にとって、これほど心強いことはありません。
 
さっそく難波さんにあれこれアドバイスをいただきながら、マシンの準備を進めていきます。
まだまだ続きます。