なかでも、以前のGS-Aの頃から、子供とのタンデムツーリングは外せません!
となれば、二人分のキャンプ道具を安定して積み込むためにも、やはりこれだけは入手しておかなくては。。。
という事で、ようやく注文していたパーツが揃いました。
フルパニアです!(トップボックス+左右パニアケース)
『TOURATECH』や『GIVI』などの社外品も考えたのですが、今回の新型ATには、純正パニア用の取り付け部が最初から装備されているんですよね。
つまりは、後付けのパニアステーを装着するより、パニア装着時の全幅がスリムになるのでは、と!
という事で、『HONDA純正オプション』に決めました。
パーツは通販で注文したんですが、ちょっとタイミングが遅かった!
あまりにも新型が売れているために、トップボックス・パニアケースのメーカー在庫が品薄に。特にトップボックスは、最初の注文時に「8月頃入荷予定」と言われてビックリ!
えー、夏のツーリングに間に合わないんですが。。。
しかし、注文しておかなければ来るものも来ないわけでして、とにかく発注だけはしておいた次第。
左右のパニアケースについては在庫を押さえられたので、早々にゲット。
トップボックスについては諦めていたところだったんですが、突然業者から
「入荷しました♫」
との知らせが。
えー?やけに早いじゃないですか。。。
8月入荷の話はどこへやら、それでも早めに来てくれたのはとても嬉しいので感謝です!
入荷したからには、早速取り付けましょう。
まずは、トップボックスのマウントステーです。
これは純正のリアキャリアの上に装着するだけなので、超簡単。
スプリングワッシャーが入っていなかったので、きちんとトルク管理して締結。一応ネジロックも併用しておいたほうが安全でしょうね。
そして、次がメインイベント。
『インナーロックシリンダー』の組み立てです。
最近のホンダ純正のフルパニアには、『ワン・キー・システム』が採用されています。これにより車両のメインキーで、パニアのロック・固定用のキーを兼用ができます。
つまりは、車両ごとにパニアのキーシリンダーの中身が異なることになるため、メインキーに合わせて組み立てる必要があるんですよね。
実は、この作業が果たして自分でも出来るのかどうか、とても不安でした。
しかし、安さに釣られて通販で個人手配したのですから、もう後には引けません!
ここはやるしか!
取説を熟読し、、、
一つずつ、手順通り確実に。。。
メインキーへの適合は、『タンブラ』と呼ばれる小さな部品の組み合わせで行います。
6種類の『タンブラ』を、インナーシリンダにある6箇所のスロットに入れて、メインキーを何度も差し込んみながら組み合わせを探ります。
さらに、2種類の『サブロックタンブラ』が用意されているので、組み合わせパターンは
(6の6乗)×2=93,312通り
ってことになるのかな?
もちろん、手順通りに従うだけなので、そこまで何パターンも試す必要はありませんでしたが。(汗)
トップボックスだけは、こちらの『インナーロックボディ』にシリンダーを組み込む必要がありまして、
はい、この通り。
このロックボディを、さらに『トップボックスロック』に組み付けます。
これで、トップボックスの固定と、フタのロックを行います。
はい、出来上がりー!
『インナーロックシリンダー』における『タンブラ』の組み合わせは、メインキーが同じなら当然パターンは一緒。
という事で、左右のパニアケース用の『シリンダー』も同じように組み立てます。
こちらは『インナーロックボディ』はなく、最初からパニアケースに組み込まれていますので、ここでは『シリンダー』だけを組み立てます。
一度やってますから、もう慣れたもんですね。
はい、できたー!(^_^)
ちなみに、左右のパニアケース装着時の全幅は約95cm。
以前のGS-Aのパニアが約100cmだったので、少しだけ狭くなりました。
参考までに、現在『TOURATECH Japan』が期間限定でフルパニア3点セットを用意しており、こちらの全幅が約99cmとのこと。
ただし、『TOURATECH』のパニアであれば、ステーが用意されている車種なら何にでも取り付けができますので、何台かで使い回したり、乗り換え後も次のバイクで使ったり、という事が可能です。
もちろん、頑丈なアルミ製のケースは、純正パニアの強度と比べるまでもありません。(純正はポリプロピレン+アルミ化粧板)
何とか自分でも、無事に『ワン・キー・システム』を攻略できました!
作業時間は、全部で1時間くらいでしょうか。最初の1つを慎重にやれば大丈夫ですね。
コツを挙げるとすれば、
・ビニール袋の開封には、必ずハサミを使いましょう。
→小さな部品(特にスプリング)が飛んでいくのを防ぎます。
・『タンブラ』は必要なものを必要な分だけ、袋から出しましょう。
→6種類がごちゃまぜになると、探すのがちょっと面倒です。
・ピンセットがあると、作業が捗ります。
→『タンブラ』をまっすぐ差し込んだり、抜き差しの作業には欠かせません。ちなみに、自分は毛抜きを使いました。
と言ったところでしょうか。
さあ、みんなも「Let's try!」(笑。フツーはやらないだろーなー)