内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

慣らしツーリング【その1】

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『自分的納車整備』を突貫で済ませ、日曜日にナラシがてらツーリングに行ってきました。
先週は仕事がハードだったにも関わらず、きっちり朝5時に起床。こういう時だけは、相変わらず元気な自分です。

まずは定速巡航でエンジンのアタリ取り(のつもり)で、横浜町田ICから東名に乗ります。
6速3400回転でほぼ100km/h。特に回りたがるでも愚図るでもなく、非常にフレキシビリティーに富んだエンジンです。

それにしてもバイクが軽い!
この前に乗っていた『R1200GS-A(空冷のOHC)』と比べて、装備重量でほぼ30kg軽くなっていますので当然なんですが、スリムな車体とスロットルのオンオフでの自然なピッチングで、車線変更すら楽しいです。
こういうところはシャフトドライブ車とは少し乗り味が違いますね。
そして、フロントタイヤ径による違いは大きく、19インチのはり付くようなグリップ感と比べて、非常にハンドリングが軽快です。
ただし、タイヤ幅が細くなっていますので、絶対的なグリップ力は19インチのほうが上かもしれません。
そこは慣れるまでは過信せず、少しずつ探っていきたいと思います。

圏央道経由で中央道・談合坂SAへ。ここまでスムーズに、6時過ぎには到着です。
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さすがに山のほうは結構寒かった!桜の花もまだまだ見頃ですね。
パンとコーヒーで暖を取りながら、しばしまったり。

それにしても『花冷え』とはいえ、ここまで寒いとは想定外でした。
上着はそれなりに着ているものの、スリーシーズンのグローブでは少々役不足でした。
何かインナーグローブ代わりになるものはないかと、売店を物色してみると、、、
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ありました!ドライバー用の白手袋です。
気分はタクシードライバー。薄手でインナーグローブとしてもこれなら使えそうです。
操作性にも問題なし。150円でいい買い物をした気分で、萎えかけていた気持ちが一気にテンションUP!(単純)

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そのまま八ヶ岳を越え、諏訪ICで高速を降ります。
今回のルートは、自分にとって定番コース。国道152号を中央構造線に沿って南下し、浜松へと下る『南アルプス一周コース』です。
これで大体600kmちょっと。一日の走行距離としては十分に満足できます。
しかも、国道区間は快走路から酷道っぽいところまで、バリエーションが豊富。これで、ミッションを万遍なく使い倒して、きっちりアタリを取ろうという目論見です。

山越えの前には、まず給油。
メーターパネルに表示されたここまでの平均燃費は20.8km/L。それに対し、計算した実測値は21.2km/L。
実測値よりも3%弱控えめに出るあたりが、目安としては好印象。残り4Lを切ると、メーターの表示が『残走行可能距離』に切り替わるようですが、そこで表示された距離を信用しても大丈夫、ということですからね。
もちろん、早め早めの給油が吉であることには変わりません。

そして重ねてありがたいのが『レギュラーガソリン仕様』ということ!
北海道ツーリングの際、ハイオクを置いてないスタンドに何度か出会っていますので、燃料代の安さも相まってこれは嬉しい。
こういうところに、ホンダがアフリカツインに込めた、サバイバル性能という『良心』が光ります。

何度も通っているこのルートですが、この日はいつにも増して車が多い。
いきなりの峠越えとなる杖突峠のワインディングも、今日は少し消化不良です。
いつもは高遠の街を越えたところにある道の駅まで一気に走るんですが、市街地に近付いたところで突然の大渋滞!
えー、こんなところで?という疑問は、あっさり解消。そう、『高遠城址公園さくら祭り』の真っ最中だったみたいです。

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『高遠の桜』といえば、少し濃色のピンクの花で有名。
これ、ソメイヨシノではなく『タカトオコヒガンザクラ』という、この地域固有の種だそうです。
満開になる時期が関東平野部より少し遅いため、自分が訪れたときはまさにピーク。山肌のあちこちに見られる鮮やかなピンクの花は、すでに花見を終えた自分にとっては嬉しいサプライズでした。

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そして、高遠といえば『ダム』。(笑)
そういえば、このエリアをダム目当てで訪れたことがなかったので、この機会を逃すまいと狙っていました。
しかし、高遠城址公園を見上げる『高遠ダム』は、桜目当ての車と人で大混雑。ダムへの道も一方通行となっていたりで、たどり着くまで少し大変でした。

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無事に『ダムカード』をゲットし、2つめは道の駅『南アルプスむら』の目の前に広がる『美和ダム』。
道の駅には何度となく訪れているというのに、このダムは初めてという自分。もったいなさ過ぎました。
ここでも桜は見事に満開。アフリカツインの納車を祝うかのようなお出迎えに、気分もアガリます。

(つづく)