RM85Lを譲ってもらった時から、ちょっと思案していたことがありました。
それは、
「フロント周りだけじゃなく、リヤもDR-Zに組めちゃったりしないだろうか?」
ということ。
DR-Zに比べてRMのリヤ周りは、
・スイングアームの材質がアルミのため、とても軽量
・ブレーキがディスク
・リヤアクスルのチェーンアジャスタブロックが、精度・強度ともに良い
・リヤホイールはアルミリムなので、バネ下軽そう
と良いことづくめ。
一見したところでは、スインドアームのピボットシャフトの径が一緒のようなので、とりあえず試して見る価値はあるかと!
左がDR-Z125L、右がRM85L。
締結剛性の高そうなRMのリヤエンドと、軽そうなディスクブレーキ周りが○(マル)。
何はともあれ、外してみましょ。
手前がRM85L用です。
リンクロッドの取り回し方が違うために、RM用はリンクアームのマウントがスイングアーム上部に来ます。
しかし、リンクアームにおけるリヤショックの空間座標位置はあまり変わらないように見えることから、リヤショックは今のRM80L用でもいけるはず。
何と言っても、もらってきたRM85L用のバンプラバーが崩壊しているので、できれば現状のRM80L用でいきたいところです。
まずは採寸でも…と思ったんですが、一目見ただけでも、
「あー、これはダメだー」(>_<)
ピボット部の左右アーム間隔が、ご覧の通り全く違いました。
4stのDR-Zと2stのRMでは、クランクケース後端部の形状がこんなにも違うんですねー。
まぁでも折角リヤ周りをバラしたので、ここはきちんとグリスアップしてから組み直し。
とりあえず、良い勉強になったと思うことにします。うーん、残念。