内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

チャンバー修理

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2回前の林道ツーリングで、凹ませてしまった200EXCのチャンバー。
ちょっと気になってはいたものの、先日の林道ツーリングへはそのまま出動してしまいました。

で、今回後整備の際に、ミッションオイル交換をすることに。
このバイク、スキッドプレートの前側マウントボルトを外すために、一度チャンバーを外さなければならないんですよね。
ということで、この機会に修理してしまいましょう。
外すからには、裏側までちゃんと洗いたかったしね。

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GS-Aのキャリアに積み込んで、
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向かった先は大和市にある『ウブカタジャパン』という、マニアなバイク屋さん。
このお店、エンデューロ業界ではちょっと有名だったりします。

久しぶりに挨拶を済ませ、チャンバーの凹みを確認して店主が一言。

「なんだー、カワイイ凹みじゃないですかー」

つまりは、このお店のお客さんは『カワイくない凹み』を作る人たちばかり、ということかと!
コアなユーザは、乗り方もハンパないんでしょーね。
自分なんてカワイイもんです。うんうん。

早速チャンバー修正開始。
チャンバー修正には、空気圧を利用するやり方と水圧を利用するやり方があって、ここでは水圧を使います。

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前後の出口を脱脂して、

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エンジン側のフランジに、専用の器具をかませて栓をして、

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サイレンサー側から水を入れて、ゴム栓してからこっちも器具で固定。
これで準備OK。

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チャンバーの器具についているコネクタとハンドポンプを繋いでキコキコ。

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おお!あっという間に膨らんできたですよ!

しかし、ここで店主が渋い顔。
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どうやらチャンバーの溶接部にピンホールが開いてしまっているようです。
画像で分かるかな?チャンバーの溶接部分から、右側へ水が噴き出しています。

溶接箇所では珍しいことではないようで、
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小型のガストーチでロウ付けして、穴を塞ぎます。
このあたりの手際の良さが、場数を感じさせますね。

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再度水を満たして圧をかけて、凹みの周囲をハンマーで軽く叩いて整えていきます。

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ほーら、出来上がり。
このくらいの作業なら、店主も余裕ってことですね。

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持ち帰って早速取り付け。
今回程度の凹みであれば、取り付け位置の座標の狂いは出なかった模様。
すんなりと収まりました。

今回の作業で4,000円(税込)。
リーズナブルに仕上げていただき、感謝です。

チャンバー修理なら、
 確かな技術の『ウブカタジャパン』へ!(^_^)

※いえいえ、広告宣伝料は1円もいただいておりません。(笑)

これでまた走りに行きたくなっちゃいますね。
でも、すぐに凹ませるのはイヤなので、しばらくはガレ場には行かないことにします。(笑)