朝から清々しい青空が広がっている。
昨日のように雷雨が降らないとも限らないが、それでもすっきりと晴れているのは気持ちが良いものだ。
今日も特に予定が決まっているわけではない。
ホテルのラウンジでパンとコーヒーをつまみながら、地図を広げて思案する。
そういえば、バタくんもお勧めの食堂が苫小牧にあったはずだ。札幌からなら1時間ほどのところだ。
郊外に向けて、国道36号を南下する。通勤ラッシュの時間帯は過ぎているはずだが、それでも交通量が多い。
千歳空港を右手に見る頃になると、車の流れも随分と速くなっていた。
とはいえ、あまりにも取り締まりやすそうな道だ。
速度超過で捕まるのはさすがに痛い。ここは地元ナンバーの後ろについて、おとなしく流れに乗るのが賢明だ。
明日からお盆休みだったとは全く知らなかった。
苫小牧の漁港に着くと、一か所だけ人が長い列をなしていた。
店の名は『マルトマ食堂』。
元は漁業関係者のための食堂なのだろうが、最近はすっかり旅行客に名が知られるようになったらしい。
築地市場の場外みたいなものだ。
まだ朝9時半だというのに、30人近く並んでいる。凄まじい人気ぶりである。
事実、営業時間は14時までというのに、自分が並んでいる間に「今日はここまで」と打ち切りになったほどだ。
列が進んで、ようやく店の入り口までたどり着いた時に驚愕した。
元は漁業関係者のための食堂なのだろうが、最近はすっかり旅行客に名が知られるようになったらしい。
築地市場の場外みたいなものだ。
まだ朝9時半だというのに、30人近く並んでいる。凄まじい人気ぶりである。
事実、営業時間は14時までというのに、自分が並んでいる間に「今日はここまで」と打ち切りになったほどだ。
列が進んで、ようやく店の入り口までたどり着いた時に驚愕した。
明日からお盆休みだったとは全く知らなかった。
下調べもせずに来たからだが、これは本当に運が良かったとしか言いようが無い。
1時間半ほど並んで、ようやく席に着いた。
ここ、苫小牧漁港では北寄貝の水揚げで有名らしい。
それを使った『ホッキカレー』がこの食堂の名物らしいが、自分の目当てはもう一つの名物である日替わりの『マルトマ丼』。
10種くらいの魚介がのった丼だ。
ここ、苫小牧漁港では北寄貝の水揚げで有名らしい。
それを使った『ホッキカレー』がこの食堂の名物らしいが、自分の目当てはもう一つの名物である日替わりの『マルトマ丼』。
10種くらいの魚介がのった丼だ。
注文すると、5分と待たずに運ばれてきた。これで1,300円は安い。
北寄貝の歯ごたえがコリコリと楽しい。15分ほどで完食してしまった。贅沢なブランチだ。
北寄貝の歯ごたえがコリコリと楽しい。15分ほどで完食してしまった。贅沢なブランチだ。
空は高く晴れ渡っていた。今日はもう少し気温も上がりそうだ。
これだけ天気が良いのだ。腹ごなしを兼ねて、どうせなら見晴らしの良いところに行こう。
再び国道36号を、今度は南西方向へ。30分ほど走れば、室蘭はすぐそこ。
もちろん行く先は『地球岬』だ。
バイクを降りると、刺すほどに強い日差しだ。
ソフトクリームを舐めながら、カメラ片手に展望台までの坂を上る。
これだけ天気が良いのだ。腹ごなしを兼ねて、どうせなら見晴らしの良いところに行こう。
再び国道36号を、今度は南西方向へ。30分ほど走れば、室蘭はすぐそこ。
もちろん行く先は『地球岬』だ。
バイクを降りると、刺すほどに強い日差しだ。
ソフトクリームを舐めながら、カメラ片手に展望台までの坂を上る。
真っ青な空と海、そして真っ白な灯台のコントラストが美しい。
遠く水平線に、雲が横一列に並んでいるのがうっすらと見える。
やはり来てよかった。
30分ほどのんびり景色を眺めていただろうか。
そろそろ時間だ。千歳へ戻ろう。
今年は2年ぶりに娘が飛んでくるのだ。迎えに行かなくてはならない。
とはいえ、同じ道を戻るのはさすがにツマラナイ。
少し時間を稼ぐために高速を使い、苫小牧西ICで降りる。
ここから支笏湖までは、細かいコーナーの続くワインディングだ。
こういうシチュエーションは、GS-Aにとっては大好物だ。コーナーをリズミカルに刻んでいく。
支笏湖畔を反時計回りに1/4周し、サイクリングロードと並行して走る道道の一本道を抜けたら千歳市街だ。
16時着のANA989便。
遠く水平線に、雲が横一列に並んでいるのがうっすらと見える。
やはり来てよかった。
30分ほどのんびり景色を眺めていただろうか。
そろそろ時間だ。千歳へ戻ろう。
今年は2年ぶりに娘が飛んでくるのだ。迎えに行かなくてはならない。
とはいえ、同じ道を戻るのはさすがにツマラナイ。
少し時間を稼ぐために高速を使い、苫小牧西ICで降りる。
ここから支笏湖までは、細かいコーナーの続くワインディングだ。
こういうシチュエーションは、GS-Aにとっては大好物だ。コーナーをリズミカルに刻んでいく。
支笏湖畔を反時計回りに1/4周し、サイクリングロードと並行して走る道道の一本道を抜けたら千歳市街だ。
16時着のANA989便。
ヘルメットを抱きかかえるようにして、笑顔の娘がやってきた。
2年前と同じシチュエーションだが、今回は『ジュニアパイロット』のサービスを使わず、ちゃんと一人で出口に辿り着くことができた。
随分と成長したものだと思う。
インカムのスイッチを入れ、タンデムで走り出す。
今夜の宿は小樽。
ちょうど帰宅ラッシュの時間にあたったようで、札幌市内に近付くにつれて車が溢れてきた。
ここはさっさと高速に乗ってしまおう。札樽道経由なら1時間足らずで小樽に着く。
2年前と同じシチュエーションだが、今回は『ジュニアパイロット』のサービスを使わず、ちゃんと一人で出口に辿り着くことができた。
随分と成長したものだと思う。
インカムのスイッチを入れ、タンデムで走り出す。
今夜の宿は小樽。
ちょうど帰宅ラッシュの時間にあたったようで、札幌市内に近付くにつれて車が溢れてきた。
ここはさっさと高速に乗ってしまおう。札樽道経由なら1時間足らずで小樽に着く。
夕食は娘の希望で回転寿司へ。
人気の店だったようで、夏休みということもあり、ここでも1時間以上待つことに。
それでも、待っただけの甲斐はあったというものだ。さすがに美味かったようで、娘も喜んで皿に手を伸ばしていた。
人気の店だったようで、夏休みということもあり、ここでも1時間以上待つことに。
それでも、待っただけの甲斐はあったというものだ。さすがに美味かったようで、娘も喜んで皿に手を伸ばしていた。