内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

リアショックオーバーホール【その2】

待ちに待っていた荷物が、、、
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ようやくキター!(^o^)
Technixへの依頼からちょうど1ヶ月…うーん、もう少し早く上がると思ったんですけどね。

早速、開梱します。
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丁寧な梱包にウットリ。(笑)さすが、サスペンションのプロショップだけのことはあります。
ジャストサイズのオリジナル段ボールに萌え。(変?)

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きっちりとした作業報告書と、交換された元部品が入っているところが誠実さの現われですね。

そして、時間が掛かったのにはちょっと理由がありまして。。。
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2行目の『ダンパーロッド再メッキ加工』がそれ。
実はTechnixへの着荷後すぐに電話があり、「ダンパーロッドに傷が入ってるので、再メッキしたほうが良いと思います」とのアドバイスが。。。
それなりに深く傷が入っていたようで、このまま組み上げてもまた傷の部分がオイルシールを痛めてしまうことが判明。
正直、12,000円のエクストラは痛かったんですが、『安物買いの銭失い』になっても仕方がありません。ここはおとなしく、プロの見立てに従うのが吉。外注のメッキ屋さんに追加工を依頼していたので、作業に時間が掛かったというわけです。

(それでも一ヶ月はちょっと掛かりすぎのような気がして、先週一度催促の電話を入れたのはナイショ。(汗))

唯一の救いは、総額が30,000円を超えたので、『送料サービス』になったことでしょうか。(苦笑)

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オーバーホールを終えて、かなりキレイになったリアショックに感動。ちょっと頬擦りしたいほどです。(ウソ)

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再メッキを済ませたダンパーロッドは、もちろんピッカピカ!これで安心して乗れるってもんです。

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何はさておき、サクッと組み上げちゃいます!
あらかじめ清掃しておいたピボットボルトに、グリスを塗って組んでいきます。

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片持ち支持のリアホイールなので、トルク管理だけは特にキッチリ。マニュアル指定の60.00N・mで締め付けます。

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念のため、プリロードと圧側アジャスタのセットを確認。
まずは初期値に戻しておきます。

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サイレンサーを元に戻して、ハイ出来上がり。
リンクレスショックに片持ちホイールなので、ここまで20分くらいですかね。あっという間です。

ちょうど雨も止んで路面も乾き始めていたので、取り急ぎ試運転。もちろん、全く問題ありません。
これでまた、安心して乗れますね。
でも、早めにフロントサスもオーバーホールしとけ、というお告げでもありますので、謙虚に受け止めることで出費を抑えたい所存です。(^_^);


そして、サイレンサーを外していたついでに、インナーバッフルを交換してみました。
現状では消音効果の高い専用バッフルを入れており、排気音量は88dBほど。実はこれ、ノーマルサイレンサーに匹敵するかなり静かな数値です。
しかし、その弊害としてかなり排圧がかかっているようで、エンジンブレーキがノーマルよりも強く効いているような印象だったんですよね。なので、消音効果の高い専用バッフルではなく、サイレンサー付属のバッフルにすることで、排気の抜けを確保してエンブレの緩和を図りたかったわけです。
ちなみに、付属バッフルでも音量は92dB程度ということで、車検適合の94dBよりも下回っていますので使用には問題ナシ。ただし、触媒が入っていないので、車検時にはノーマルに戻したほうが良さそうです。

組み付けてエンジンを掛けたところ、アイドリング状態ではそれほど音量アップは感じられず。少し回転を上げると多少排気音が大きくなっていますね。
とはいえ、耳障りはほどでは全く無く、これなら自分も周りも不快な思いをしなくて済みそうです。

実走してみると、低回転時の回転上昇が非常にスムーズになっています。やはりかなり排圧が掛かっていたんでしょうね。スロットルを戻した時のエンブレの掛かり方、回転の落ち方も自然になり、乗っていてとても気持ちよくなりました。
少しでも後ろ周りを軽くしたかっただけで、サイレンサー交換によるパワーアップを求めてはいないんですが、また少し自分好みになりました。
まだまだ楽しませてくれそうなGS-Aです。(^o^)v