内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

ブレーキフルード交換

購入から4年半、約28,000kmを走行した我がGS-A。
最近、ちょっとフロントブレーキのタッチが悪くなったように思います。

ということで、まずは『ブレーキフルード交換』からやることにします。

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BMWのブレーキリザーバータンクは、この部分のツメを押すことでロックが解除され、ねじ込み式のキャップが開けられるようになります。
このツメは両側にあり、実はメーカーから特殊工具が出ているそうなんですが、理屈的には何とかして押し回せば良いはず!
ネットで調べてみると、「タコ糸を巻きつけてロックを解除」などとナルホドな方法も載っていましたが、自分はドライバーで押した後に「エイッ!」と力技で回してしまいました。(大丈夫か?)

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キャップを開けて、プラスチックのフレームにはまったダイヤフラムを取り出します。
これ、古くなると膨潤しやすいらしく、以前ディーラーでオイルドレンワッシャーを購入した時に勧められて交換部品を購入しておいたんですよね。さすがはディーラー、勘所をきちんと押さえています。激しく感謝。

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リザーバータンクから古いフルードを予め吸い取っておきます。この時点では、そんなに汚れていないようにも見えますけど。。。

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バキュームで一気に!…などというエアツールは持ち合わせていないので、昔ながらのアナログ作業。ブレーキレバーをポンピングして、ブリーダーボルトを緩めることの繰り返しです。

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新品のフルードの色は、こんなに薄いのねー。
ちなみに自宅にストックしてあった、ホンダ純正の『Dot4』です。
この後、レベル上限までフルードを補充し、ダイヤフラムとキャップを被せて終了です。
少しだけレバータッチが蘇った気がします。良かった良かった。

ちなみに、マスターシリンダーのインナーパーツ(ピストンやカップなど)は部品として出てこないらしく、なんと『マスターシリンダーASSY』での交換になるんだそうな。
おいおい!こんなんで50,000円とか払えないよ!BMW、アリエネー。(>_<)

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気を取り直して、ついでにリアブレーキのフルードも交換しちゃいましょう。
こちらはフロントよりも汚れてますね。やはりタンデム使用も多いですし、元々自分の乗り方でリアの使用頻度が高いからかなー。

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こちらのキャップは、単なるねじ込み式です。
外すために、前側のシートを取り外す必要があるからでしょうね。
リヤ側のダイヤフラムは用意していなかったんですが、洗浄して再使用することにします。

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(左:交換前、右:交換後)
汚れ具合は一目瞭然。やっぱり替えておいて良かったです。

ついでに、ブレーキパッドの残量もチェック。
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画像では見えづらいですけど、フロントはまだ4mmくらい残ってました。
どんだけ、硬い材質なのよ。。。

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対してリヤ。
一見かなり残量があるようですが、ローターが押し付けられる側(トレーリング側)のパッドはかなり減っている様子。7月の車検時までに要交換ですね。

ここに来て、いろいろと交換部品が出てきましたね。
今年の夏はまだわかりませんが、ひとたび北海道ツーリングともなれば1週間で4,000km程度を走ります。
いずれにしても、旅先でのトラブルだけは避けたいもの。夏の車検までに、しっかり手入れしておきたい所存です。