内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

CT125との日々【その6】

お次はこちら。

ZETAの『アドベンチャーウインドシールド』です。

以前の愛機である『クロスカブ110』には、フロントスクリーンはつけていませんでした。

今回も付けるかどうかは結構悩んでいたんですが、より長距離適性のある車体構成を活かすべく、長時間でのライディングにおける快適性向上を優先して装着を決めました。

数ある商品の中からこちらを選んだ理由は3つ。

・取り付け位置の固定化が容易であること。

・乗車時における視野への影響がほとんどないこと。

・アクセサリー取り付け位置の自由度が高いこと。

が挙げられます。

早速取り付けていきましょう。

最初の理由として挙げた“取り付け位置の固定化”のキモがこのパーツ。

取り付けステーがハンドルのアッパークランプを兼ねているんですよね。

汎用品でよくみられる取り付け方法として、取り付けステーが左右のバックミラーと共締めにしているパターンがよくあります。

個人的にはこの手法には2つのデメリットがあると考えており、

・必ずしもミラー取り付け部の座標が左右で対象とは限らないこと。

・風の抵抗や走行時の振動によりミラー取り付け部の緩みが発生すること。

が挙げられます。

その点、取り付けにハンドルクランプを使用することで、理論上必ずマウントパーツが真正面を向く、ことになります。(もちろん、正しく取り付けることが大前提)

ボルトを締める順番を考えながら組み付けていきます。

USBの充電コネクター位置は、仮でこんなところかな。

メーターの視認性を確保した上で、スマホケースと電波時計をこの位置にセット。

全てクロスカブからの流用品です。

スクリーンの装着もクランプ式なので取り付け角の自由度が高く、車載時には真横に寝かせることができるためスクリーンを外さずに済みます。

このくらい起こした角度がお気に入り。

どこか昔のホンダのワークスマシン“RC”のフライスクリーンを彷彿とさせるのは、贔屓目でしょうか。

スクリーンのマウントバーはまだ上方向に余裕があるので、防風効果の調整は可能です。

とはいえ、個人的にはヘッドライトとスクリーンの間に空間を取りたくなかったので、まずはタイトに組んでみました。

 

また、左ミラーの取り付け位置を補正するため、社外品のミラークランプに交換。

右のミラーがフロントブレーキのマスターシリンダーと一体なので少しハンドル前方にオフセットされているんですが、左側の取り付け位置はハンドル直上。

そのため、左右バックミラーの取り付け位置が大きく非対称になっていたのが気になっていたものですから。

 

そして最後にこれ。

ポッシュフェイスのインサート式のハンドルバーウェイトです。

ZETAの『バーエンドプラグ』は、万が一の際にグリップヒーターやスロットルパイプへの影響を避けるため、エンド部が剥き出しになるのを嫌ったためです。

ハンドルバーを交換することで、ノーマルのハンドルバーウェイトの併用ができなくなってしまいます。

かといって単に外してしまうと、巡航時におけるハンドルバーへの硬質な振動が顕著に現れるんですよね。

クロスカブの時もそれに悩んでこのパーツを追加投入していました。

ただし、これを使用するにはちょっと細工が必要になります。

理由は、ZETAのハンドルバー内径が途中で狭くなるため。

エンド部からこの位置に段があるんですよね。

そのため、この長さのインサートウェイトだとこのくらいはみ出してしまいます。

 

なのでやることは単純明快。

バーエンドと組み合わせて、この形でハンドル内へのインサートと固定を行います。

うむ、良き良き。すっきり収まって満足です。

 

この状態で近所を試走してみました。

ハンドル幅が広がったことで、より自然なポジションが取れるようになりました。

ノーマルのスチールハンドルと比べて、剛性感の上がり方がハンパないですね。別に嫌いじゃ無いですけど。

振動もほぼほぼ気にならないレベルで、狙った効果は出ていると感じました。

スクリーンの効果は正直なところあまりわからなかったですね。まあ恐らくは無いよりは効果があるのでしょう。

帰宅して各部を微調整。

ハンドルバーの角度については、この方がより自然かと思ったので一目盛り分だけ起こしました。

まずはこれでしばらく乗ってみることにしましょう。