内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

CT125との日々【その8】 慣らし完了&スタンドスイッチキャンセル

先日のツーリングを終えた時点でオドメーターは1,300kmを超えました。

ということで、二度目のオイル交換を。

これにて“慣らし運転”完了です。いやっほぅ。

4速で引っ張ってみましたが、さすがは125cc。なかなかの速さです。(正確には123ccデス)

ファイナルは比較的ローギアードに感じていたんですが、ロングストローク化された新エンジンも結構な伸びを見せてくれました。

その領域で効くのがこの車体構成。

剛性感のあるフロント周りはもちろんのこと、以前乗っていたクロスカブ110に対してロングホイールベースなのでふらつき感がグッと減りました。

そして一番はやはり“前後ディスクブレーキ”。

これがあるからこその絶大な安心感は、CT125にスイッチしたメリットそのものです。

もちろん、そんなに飛ばすことが楽しいバイクではありませんので、あくまでもほどほどに…。

せっかく街に溶け込む“カブ”なんですから、イキって目立つような走りは似つかわしくありませんよね。

 

閑話休題

日常遣いのCT125ですが、一点どうしても気になっているところがありました。

それは「サイドスタンドを出すとエンジンストップする」こと。

要は安全装置としての仕様なんですが、これがどうにも自分には使い勝手が悪い。

それが気になってしまうのはどうやら自分だけではないらしく、

ちゃんとパーツが出ていましたよ。

KITACO(キタコ)の『サイドスタンドスイッチキャンセラー』です。

以前のJA55では普通の2Pカプラーだったんですが、現行のJA65用は防水カプラー仕様になっていました。(その分、お高くなってます)

早速取り付けましょう。

サイドスタンドボルトと同軸で取り付けられているスイッチ部に、直接コネクタが付いています。

なるほど、防水カプラー仕様になったのはこのためだったんですね。

外したコネクタにカプラーONして施工終了なんですが、どうにもプラプラさせておくのも気に食わない。

ということで、外装を外して

サブハーネスを束ねてから

バッテリーケースの横に収納。

これで見た目もスッキリです。うむ、満足。

駅の駐輪場でも非常に使い勝手が良くなりました。

 

その昔、エンデューロの車両規則で「必ずサイドスタンドを外す」というレースが多かったんですよね。

その場合に邪魔になってしまうため、自分は昔からサイドスタンドスイッチがキライ。

なので、サブハーネスを直結してでもスイッチキャンセルしてました。

だって、レース中に万が一スイッチが作動してしまえば、エンストしちゃうわけですからね。

ジャンプやギャップ走行中にそんなことが起きれば、最悪転倒に繋がりかねません。

“安全”に対するメーカーの考えなのでしょうが、要は人間が「どう使うか?」です。

「必ず外した方が良い」などと言うつもりは毛頭ありませんが、自分にとっては最高に“ツボ なパーツ”、というお話でした。