内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

CT125との日々【その2】

ようやく走行距離が300kmを超えました。

前のCROSS CUB110の時は納車翌日には300km超えてたのに…まあ、忙しかったんで仕方ないです。

ナラシとはいえ、なかなかの高燃費。

これぞカブ。ステキすぎます。

それにしても、この“トリップメーター”の小数点の見え辛さと言ったらもう。

日中での視認性はホント悪い。最初は液晶のドット抜けを真剣に疑ったくらいです。

欲を言えばギアポジション表示が欲しいところだけど、少なくともデジタルメーターなんだから時計くらい付けてくれても良かったのでは?

まあ不満ばかり言っても仕方がない。

それでもやっぱり乗ると笑顔になれちゃうから許せちゃう。

それがカブ。

 

閑話休題

300km超えたので、待ちに待ったオイル交換です。

ドレンボルトはスキッドプレートから完全に逃げてました。

これなら外さなくてもオイルが腹下に流れ込む心配は少ないかな。

ただし、風の強い日は要注意ですけど。(そんな日はやるなって?)

金属粉はあまり出てきませんが、距離の割には汚れてますね。

センタースタンドの下に木片噛ませて、車体を傾けてなるべくオイルを排出するスタイル。

当然反対側も持ち上げてやりました。

 

前モデル(JA55)からエンジンが変わったことで、オイルフィルターが採用されたJA65。

CROSS CUB110の時もオイルフィルター採用されていたので、個人的にはこっちの方が安心度は高いかな。

もちろん、無くても耐久性などはきちんと確保されるように開発してるんだと思います。

単に自分がオイルフィルター交換したいだけの人だったり。

 

さて、ここでオイルフィルターとフィルターカバーのO-リングについて。

こちら、CT125(JA65)のパーツリスト。

そして、こっちがCROSS CUB110のパーツリストです。

オイルフィルターの品番は同じなんですが、

フィルターカバーにつくO-リングの品番が違います。

でもどちらも『39.8×2.2』でサイズは一緒ですし、製造メーカーも『アライ』で一緒。

唯一の違いは“製造国”?

CT125の品番は“MADE IN THAILAND”になってますね。

そのためか、ほんの少し部品代が安くなってます。

(CT125:145円、CROSS CUB110:160円。どちらも税別)

いずれは品番統合されるような気もしますが、問題なく流用できるんだと思います。

 

CROSS CUB110のオイルフィルターとO-リング、実は我が家のアフリカツイン(CRF1100L)のDCT用のものと共通なんですよね。

なので、現在ストックがこんな感じに。

人はこれを“満たされる”というのです。わかりますね?

 

ちなみにこのバイクにはもう一つ、“オイルストレーナ”も付いていたりします。

位置はドレンボルトの上になるんですが、これを清掃するためには右側のクランクケースカバーを外す必要があります。

本当はやっておきたいところなんですが、ケースカバーガスケットを注文していなかったため今回は断念。

カバーを外す際にガスケットが千切れてしまったら、その時点で作業中断になってしまいますのでね。

次回に持ち越します。

 

さて、新しいオイルを入れていきましょう。

オイルフィルター交換時のオイル容量は0.85L。

エンジンオイルはストックしているCastrol POWER 1(10W-40)を使います。

我が家ではレース車とアフリカツインがフルシンセ(全合成油)、それ以外はセミシンセ(部分合成油)を使っています。

レース車は言わずもがなですが、長距離ランナーのアフリカツインは交換サイクルを3000kmにしているので保険みたいなものですね。

CT125を含むセミシンセを使っている車両は、すべて2000kmインターバルでの交換としています。

 

今回はナラシ中の一発目ということで、“おまじない”も投入。

『Omega 1000』というオイル添加剤です。

正直アフリカツインに入れた時は違いがあまりよく分からなかったんですが、小排気量車のCROSS CUB110では笑っちゃうくらいにシフトの入りが良くなったんですよね。

気持ちよく乗れて、エンジンへの労りにもなるのであれば、ここは大事をとって入れておきたいところです。

高校時代に自宅で写真の現像や引き伸ばしをしていた時に買った漏斗が現役で活躍中。

バイクはコロコロ変わるくせに、変なところで物持ちの良い自分です。

メスシリンダーの最後の一滴まで注ぎ切りたい、という意思を込めて。

この状態で一時間放置しておきます。

 

入れ終わったら、最後にエンジンをかけてオイルレベルをチェック。

あまりにきっちり抜いてしまったからか、0.85Lではディップスティックがギリギリ油面に届く程度だったので、もう0.02L追加しておきました。

これでレベルも規定値に収まりました。

 

ついでにクラッチの調整なども。

このシンプルな構造を考えた人、本当にスゴイと思います。(ソーイチローさん?)

シフトアップはスコスコ入るんですが、シフトダウンに少し引っ掛かりを感じていたんですよね。

この後試乗してみましたが、バッチリ解消されていました。

まあクラッチ調整のおかげか、添加剤の効能かは分かりませんけど。

 

まずは一度オイル交換を済ませたので、ここからはもう少しアクセルを開けていきましょう。

引き続き、低いギアで上まで引っ張ったり、急加速(激しい加速は全然しないけど)などはしませんけどね。

 

少しずつ当たりが付いて、どんどん気持ちよくなっていくCT125。

やっぱりカブは最高ですね。