内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

CT125との日々【序章】

すでにFacebook(今はMetaっていうのか…)に書き込んでいるので今更ではありますが、

『CROSS CUB110(くまモンVer.)』から『CT125』に乗り換えました。

 

12年くらい乗り倒したからそろそろ…と、Address V125GからCROSS CUBに乗り換えたのが4年ほど前。

その頃にはすでにちょっとしたムーブメントが来ていたので、半ば流行りに乗っかる感じでカブをチョイスしたんですが、なかなかどうしてこれが最高に楽しかったんです。

レース車も含めるとそれなり(かなり)の台数を乗り継いできた自分ですが、かなり衝撃的な出会いだったと言って過言ではありません。

 

「“遅い“。でもなんでこんなに”楽しい“んだろう!」

 

バイクは決して排気量が大きいからエライ、というものではない、という事は理解しています。

車の後ろについて30km/hで走っている時でさえ、感じられる“ココロの余裕”。

そして前にも後ろにも車のいない、信号もほとんどない貸切の田舎道を、50km/hで淡々と流す…そんな付き合い方にすっかり虜になってしまいました。

日常のアシとして、バイク弄りの素材として、ちょっとしたツーリングの相棒として、雨の日も雪の日も健気に走ってくれました。

 

CROSS CUBに乗り始めて半年ほど経った頃、モーターサイクルショーでニューモデル『CT125』が発表されました。

『CT110 ハンターカブ』というバイクがあり、そもそもCROSS CUBもそれをオマージュしたモデルだったんですよね。

それもあって、自分のバイクにも“アップマフラー”とか付けていたくらいですから。

なので、ルックス的には自分の『CROSS CUB110』には満足していました。多少排気量は少ないですが、パワー的にもまったく気にもなりませんでした。

 

ですが、ただ一つ。どうしても羨ましく思える装備がありました。

それが、

前後の“ディスクブレーキ”です。

前後“ドラムブレーキ”採用のCROSS CUBが、停まらないわけではありません。

とはいえコントロール性や操作性、安定性などにおいては、“ディスクブレーキ”のほうが優れているのも事実です。

 

周りの友人が次々と『CT125』を購入しているのを見ながら、それでもまだ平静を装っていたんですが、

リニューアルされた'23モデルとしてラインアップされた“シルバー”の車体色を見た瞬間にヤラれてしまいました…。

そしてDream店に予約して待つ事5ヶ月。

無事に入荷しました。

少し前まで「1年待ちはアタリマエ」という状況だったことを思えば、これでも早かったのだと思います。

 

納車日は残念ながら雨。

そういえば『CROSS CUB110』を納車した日も、途中から雨だったっけ…。

今回は思うところあって、車に積んで帰りました。

 

CROSS CUBで知ったカブの“愉しさ”を、安心・安全に末永く味わい続けるために。

これから『CT125』との日々が始まります。