何故だか我が家には、ちょっと昔のトレールバイクが集まってきたりします。
これ('92 HONDA CRM250R)とか、
(CRMは先輩からの大切は預かり物で、自分のバイクではありません)
これ('96 HONDA XR250)とか。
やはりこの当時、自分が一番トレールバイクを楽しんでいた時期であり、どうしても“郷愁”を感じずにはいられません。
それに、バイクが元気だった時代というのもあるのでしょう。
各メーカーのラインアップにはトレールバイクだけで数種類並び、バブル期の余波なのか、それなりに開発費のかかったバイクは非常に魅力的な造りをしていました。
もちろん乗っても楽しく、イジるたびにその凝った造りには唸らされるものがありましたね。
閑話休題。
まあ、記事のタイトルに書いちゃってますのでもうお分かりの事と思いますが、
「なんかまた、そんなバイクがやってきましたよ」と。w
ヤマハ『TT250R』、年式は初期型の1993年モデルです。
オドメーターは驚きの“2012km”…おい、まじか。
しかし、TT-Rのメーターは、バッテリーが完全に上がってしまうとオドメーターもリセットされてしまう、というトラブルをどこかで聞いたような…。
でも、リムのパープルのアルマイトがこんなに鮮やかだったり。
この頃のアルマイトは日焼けなどで退色することも多かったですし、OEMと思しきタイヤの減り具合をみてもそれほど距離を重ねたバイクでないのは明らか。
となれば、またコツコツと手を入れていくとしますかね。(わくわく)
このスリムなタンクの造形の美しさと言ったら!
シート高は895mmと、ヤマハ渾身のかなり気合の入ったガチなオフロードバイクです。
自分がバイクに乗り始めた17の時、最初にお世話になっていたバイク屋はヤマハのショップでした。
閉店の時に、最後に一つ貰っていたキーホルダー。
やはりこのバイクにこそ相応しいです。
さぁて、忙しくなるぞー。
(続く)