
そして、先日無事に陸運支局にて登録を済ませ、

晴れて公道へ。

頼り無いほどにスリムなフューエルタンクは、やはりこの時期の空冷4stのお作法ですよね。
それにしてもパワフル。
初期のMD30がもつ低中回転域でのトルクフルな感じとはまた違って、押し出されるかのように伸びていく力強さは、流石にDOHCならでは。
これが水冷のKLX250SRだと、もう少し線の細さはあるものの極めて爽快かつ軽やかに回転上昇していくのだけれど、このTT250Rは空冷ならではの“野太さ”がありますね。
やっぱり空冷エンジン、イイなぁ。
で、帰宅する前にスタンドで給油しようとタンクキャップを開けたところ、

「あれ?錆が増殖しとる…」(涙)

↑これがウチに来た当初。明らかに増えちゃってます…反省。
やはりちゃんと手当てはしておかねば、ということで、まずはタンクのガソリンを抜きましょう。
さすがに捨てるには忍びないので、ペーパーで濾してポリタンクに一時待避。


「いや、これ相当ヤバいヤツや…」



中を水洗いして、中性洗剤で脱脂して、
(もちろん、排水溝にトラップ仕掛けて、錆は回収しています)

タンククリーナーは、安心の『花咲かG』を用意。
今回は“10倍希釈”で使用するので、

バケツに入れーの、

そして“水割り”からの

反応促進のために、さらに“お湯割り”で。


タンクに並々と注ぎ、半日放置します。
タンクの中がここまで錆びていれば、

“タンクキャップ”内もギタギタに…うひぃ。

こちらもバラしてドボン。
錆取りの処理をしている間に、

やっぱりキャブも掃除しておきますかね。
まあ、錆が混入したガソリンが流れ込んでいた、と考えれば当然です

バラして、洗って、エアブローして

ここでまた、マニアックな造りを発見!
“パイロットスクリュー”の頭にツマミが設けられているとは!
通常はこのスクリューは、奥まったところにあるマイナスをアングルドライバーで回すか、キャブボディを傾けてセットドライバーで回すかするもんなんですが、まさかメーカーが手で回せるような造りにしてくれているとは…。
これはイジる側としては感動でしか無いですね!
ただスクリューは戻し回転数管理なので、突起を5つではなく4つにしてくれていたら、1/4回転(90度)の把握がしやすくて尚良しだったかと。

意外とキレイなもんでした。
この後、フューエルコックもバラしてお掃除しておきました。
そして処理後。

いやあ、ピッカピカ!
錆は処理液で溶解され、最後は皮膜(黒く見える部分)で覆われるので、次の錆の発生を極力防いでくれます。


タンクキャップの内部パーツもこのとおり。

エンジンの始動確認もバッチリ。
これで安心して乗ることができますね。
(つづく)