内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

さらば、静電気

好天に恵まれた、日曜の昼下がり。

久しぶりにデリカを駆り出して、息子とドライブです。

 

とりあえずのお目当ては、

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厚木の七沢温泉にある、山の中のアクティビティ。

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さあ、行くぜ!

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ヒャッホー!

 

…と、まずは息子を満足させたところで、今度はオトーサンに付き合ってもらおうか。(笑)

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そして向かった先は、同じ厚木にある何やら怪しげ(スミマセン)な工房。

そう、先日のブログでも書きました、“アーシングヘルパー”でお馴染み(?)の『NGC JAPAN』さんです。

 

色々なバイクで効果を実感した自分は、

「次はデリカをもっと気持ちよく乗れるようにしたい!」

ということで、直接工房に愛機を持ち込んだ次第。

ここまで計算づくだと、息子のアクティビティとどちらが本命だか、分かったもんじゃありませんねー。

(恐らくはバレバレのはず。汗)

 

とは言っても、“アーシングヘルパー”のラインアップにこのような旧車用が用意されているわけもなく、

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代表の小林さんにお願いして、目利きしていただいた次第です。

 

これまで使用してきた『バッテリーターミナルボルト』ではなく、

今回は

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「エンジンで発生した静電気を、直接バッテリーのマイナス側ターミナルへ戻す」

という、巷でよくある“アーシング”の考えそのもの。

とはいえ、もちろん今まで市場に出回っているような“アーシングケーブル”ではなく、

そこにはもちろん“特許技術”の込められた『NGC-JAPAN』ならではの製品なのだそうです。

(申し訳ありませんが、自分も完全に正しく理解できてはおりません。スミマセン)

 

エンジンは、言わば回転部品の集合体。

そして、それぞれの部品が静電気を発生させます。

なので、エンジンの各ポイントから、静電気を積極的にバッテリーへと逃がすためにアーシングケーブルを引く、ということになります。

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まずは『シリンダーヘッド』から。

V型エンジンなので、2箇所アースポイントを設けます。

使用しているボルトは、もちろん“魔法の白いネジ”

当然ですね。

 

そして、お次は『クランクケース』

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このアースポイントには、小林さんも相当悩みまして、

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なんとかアーシングを施工。

 

各所に設置したアーシングケーブルを、

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バッテリーのマイナス側ターミナルに。

もはや「なんじゃこりゃ」という状態に、小林さんの苦労が伺えます。(感謝!)

 

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「時間かかるニャー。まだかニャー」

 

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ついでと言ってはなんですが、

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イグニッションコイルのベースに元から設置されていたアースケーブルも、リプレイス。

どこまでも職人魂です。

 

最後に、エアボックス内に

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『スムースインダクション』というネットを設置してくれました。

 

結局、あれこれ小林さん自ら手を入れていただき、作業終了。

本当にお手数をおかけしました。m(_ _)m

 

早速、効果を味わいながら帰路へつくことに。

エンジンを始動し、シフトレバーを“Dレンジ”へ入れ、ブレーキを離した瞬間…

 

「なんだ、これ!?」

 

AT特有のクリープが、今まで体験したことの力強さに!

クリープのくせに「グッ」と車体が進む感じに、最初の驚きを隠せませんでした。

 

その後も驚きは続きます。

シフトショックの減少

・アクセルペダルを軽く踏み込んだだけで、スーッと伸びる車速

・100km/h時のエンジン回転数の減少(従来より200回転くらい低い)

エンジンブレーキの軽減による、空走時間の増大

 

ここまで体感できれば、満足を通り越してもはや感動。

なんと言っても、今まで以上の気持ち良さが感じられるのは間違いのないところ。

これはクセになりますねー!

 

多少のコストはかかりますが、効果は“半永久的”と聞けば、それすら“安い”と思えてしまうほど。

我が家の他の乗り物たちにも、順次施工していきたいと思います!