とりあえずは“軽いナラシ”と“オイル交換”を済ませたKLX。
そのタイミングで、『NGC JAPAN』さんから郵便が届きました。
中身は、最近我が家のバイクに絶賛浸透中のパーツ『アーシングヘルパー』。
KLX230用が出来たというので、わざわざ送っていただきました。
ありがとうございます!
セットの中身はこんな感じ。
単気筒ゆえにいたってシンプルです。
二股になっているアーシングケーブルは、“クランクケース”と“シリンダーヘッド”にそれぞれ繋ぐため。
クランクケース側は、左右割のケース本体を形成するロングボルトと入れ替え。
こちらはドライブスプロケット側からアクセスします。
シリンダーヘッド側は、吸気側のタペットカバーのボルトと入れ替え。
ボルトの近くに構造物がないので、フューエルタンク下のぽっかり空いた空間にケーブルルートを取ります。
最後は根元の端子を、バッテリーのマイナスに接続して終了。
試しにエンジンを始動してみましたが、空冷2バルブにしてはなかなかヤル気にさせるスロットルレスポンスにニンマリです。
「さて、いつ乗りに行こうかなー」
と思っていたら、タイミングよくチームのお仲間からお誘いをいただきました。
レース車のKTMは前後サスペンションのオーバーホール中ということもあり、いよいよKLXの出番です。
…とはいえ、行先はコースではなく“山遊び”。
実は自分、そういうところは“ド下手”なんですよねぇ。
苦手意識が先に立つのでしょうか、どうにも上手く走れないんです。
足手まとい必至ではありますが、これも練習ですよね。
朝早く、カントクご夫妻と現地入り。
山の中でライムグリーンのボディが映えるぜー!
「最初だけだからね」と、外装パーツを『養生テープ』でこれでもかと保護。
ええ、未練がましいったら無いです。
(Kさん、画像お借りします!)
今回ルートを案内していただく“山の神”こと、Kさんとは初対面。
お噂は存分に聞いておりましたが、今日はリアショックが完全に抜けた『KDX220SR』でご登場。
「こんなところで“カワサキ車”が2台も揃うなんて、なかなか無いよね!」(Kさん、画像お借りします!)
と温かく迎えてくださいました。ありがとうございます。
タイヤのエア圧は、F:0.5・R:0.4からスタート。
ビードストッパーが1個ずつ入っているとはいえ、今までこんなに低圧でダートに乗り入れる機会なんてほとんど無かった自分です。
標準装着タイヤのコンパウンドが結構ハードなので、G-NETライダーの“N川大先生”は
「もっと落としても良いんじゃないっスカ?」
とばかり、自分が目を離した隙にバルブキャップを外して勝手にプシュー。(ヲイ)
それでも、パンクが怖い自分としては、“ハマったら抜く”という事にして山に入ります。
早速、露出した“木の根”の餌食に。(はえーな、おい)
苦手意識から腰が引ける
→フロントが浮く
→スロットルを戻す
→失速して木の根に引っ掛かる
→スロットルを開けても空転しまくる
という、負のスパイラルにあっさり。
あまりに下手さに、自分で自分がイヤになりそう…。
そうやって引っ掛かるたびに、少しずつタイヤのエアを抜いていきます。
でも、ヒルクライムが一発でキマるとその爽快感は格別!
楽しー!
しかし、調子に乗るとこうなります…。
とはいえ、スピードがあまり出ていないのと、ガレ場ではないので、ケガする怖さが少ないのが救いですね。
至る所で、イゴイゴ…不細工な走りでスミマセン。
それでも、少しずつ身体が思い出しては来るもので、
えいっ!
おりゃっ!
やっぱり、たーのしー!!
まだまだ走り足りない気持ちでいっぱいでしたが、午後から予定があったので、早々に撤退です。
(皆様もお付き合いさせてしまって、スミマセンでした)
次は、
・タイヤをガミータイヤに替える
・そもそも、練習してくる(汗)
などの対策を施してからリベンジしに来たいと思います!
Kさん、カントク、M子さんそして
アバラがヒビッてるにもかかわらず、歩いて同行しアドバイスしてくださったN川さん。
本当にありがとうございました!
【おまけ】
養生テープを貼っておいたとはいえ、あれだけコケればこうもなるよねー。(苦笑)