爺ヶ岳スタンバイ 2018夏【その1】
さて、今年もこの季節がやってきました。
自分にとって今回で4年目となる、年に1度のゲレンデエンデューロ。
これだけダイナミックなコースは、この会場じゃないと堪能できないですからね。
昨年に続いて、今年も愛機は『'17 KTM250EXC』。
今年はほぼ月イチのペースで乗ってるんですが、それだけに乗りっぱなしになっていたりして。
なので、この機会にちゃんと整備しておきましょう。
まずは基本的なところから。
エアクリーナーエレメントの清掃と、
ミッションオイルの交換です。
次は前後サスペンションを外して、ステムベアリングの清掃とグリスアップ。
ステムシャフトにトップブリッジを固定するのがナットではなくボルトというところが国産メーカーと大きく違うところ。
そのおかげか、ハンドルバーを外さなくてもステムボルトにアクセスできる、という整備性の良さです。
ベアリングレースはアタリもなく非常にキレイ。
やはり最初にしっかりメンテしておいた効果は高いです。
たっぷりとグリスを盛り込んで、
きちんと規定トルクで締めた上で、ステムの動きのチェック。
多少動きが重い気もしましたが、軽過ぎるよりはちょっとくらい落ち着きのあるほうが好きだったりします。
実際にはフロントフォークやハンドル回りやらが付くと、ちょうどいい手応えになるかな、と。
前をやったら、お次は後ろ。
リンクレス車なので、ショックボディが無ければあとはピボットシャフトを抜くだけです。
ニードルベアリングはもちろん、ショックの下側マウントであるハイムジョイントも、キャップを外してグリスをたっぷり。
まだガタは出ていなかったので今回はそのまま戻しましたが、次回は打ち換えることになりますかね。
まだまだ続きます。