キャブとタペットを調整してから、エンジン絶好調!な『ちっこい黄色のニクイやつ』。
もっぱら、会社の後輩の『しどき専用車』として爆走してみたり、
パワーエンデューロの撮影移動用マーシャルバイクとして活躍したりしています。
そんな中、先日フロントフォークのオイルシールが抜けていることが判明。
フツー、ここはシール交換ついでにオーバーホールと行くところですが、先日友人の結婚式で久しぶりに会ったレース仲間に、
「ねぇねぇ、どこかにRM85Lのフロントフォークとか、転がってないかなー?」
「ありますよ~♪」
何事も聞いてはみるものです!
そして、持つべきものは友!ありがとう、M山くん!m(_ _)m
そうと決まれば、善は急げ!
家族旅行にかこつけて、浜松まで引き取りに行くのです。(笑)
さて、やりますか!
いただいてきたのは、エンジンレスのRM85Lのローリングシャシー。
欲しいのは足回りですから、これでもう十分!
実は、RM85LとDR-Z125Lは、ステムの上下ベアリングの品番が一緒。
ということは、理屈ではフロント周りがそっくりそのままボルトオンでコンバートできるはず!
DR-Zが倒立フォークになっちゃう、なんて考えたら、そりゃもうヨダレもんですよ。(変?)
まずは余計なパーツを全部外してから、フロント周りをバラしていきます。
どうせステムを外すのであれば、以前不具合を発見していたステムのベアリングもついでに交換したいところ。
この日のために、『SST(Special Service Tool:特殊工具)』である『ベアリングプラー』をGet!
圧入されたステムベアリングがみるみる浮いてくる様は、ちょっと感動ものですよ。(大げさ)
まだまだ作業は続きます。