昼食を済ませたあと、早起きしていたカミさんと息子が昼寝…
チャーンス!
で、サクッとフロント周りをバラしてみました。(笑)
保安部品のないレーサーですから、あっという間ですね。
でも、このステムナットが手で回ってしまったのは、どーいうわけでしょう?>N尾さん(笑)
30mm径のこのナットの締め付けトルクは9.0kg・m。ちょっとそっとじゃ緩みませんからね…。
気を取り直して、先に進みます。
このフロントフォークを含むフロント周りが、モトクロッサー『RM80』のものにコンバートされてます。
フォークの性能はもちろんDR-Zのノーマルとは比べものになりませんが、個人的にはアルミ製の上下クランプ(トップブリッジ&アンダーブラケット)がポイント高いです。DR-Zのノーマルは、クランプボルトが上下一本留めなんですよね。
ガチガチじゃ困りますけど、自分はフロントタイヤからのインフォメーションをとても重要視していて、しっかりしたフィードバックを得られるフロント周りは安心して攻めるための絶対条件なのです。
ちょっと惜しいのが、このホイール。実は2003年モデルまでが『鉄リム』で、2004年以降『アルミリム』になっているとか。うーん、残念。(>_<)
『鉄リム』は重いだけでなく、割れる危険性もありますので、スポークニップルの緩みには特に注意したいところです。
上下のステムベアリングには、そこそこグリスが残ってましたね。整備された痕跡が見られるのは、ちょっと安心です。(とはいえ、ステムナットが手で回せるのは、さすがにどうかと)
スレッドナット下のダストシールは、なんと樹脂製。
金属製のワッシャー類は皆無です。パーツリストで確認すると、これが正解だそう。これで必要十分ってことなんでしょうかね。
トップブリッジとフロントフォークを組み付けます。
ここで一つ発見。
「上下とも、ステムベアリングが終わっとる…」(涙)
規定のトルクで締めると、ハンドルを左右に切った時にしっかりとした『クリック感』が…これはアリエナイです。(>_<)
もしや、ステムナットやスレッドナットの締め付けが甘かったのは、この症状を出さないための応急処置だったか!?いずれにしても、要修理です。うおー、泣ける。(ToT)
とりあえず、自分も締め込み加減を調節して、それなりにまともに動くようにしました。さすがに手で緩むなんてことはありませんけど。(汗)
とりあえず、これで一通りカタチになりました。
良くも悪くも、これからまだまだ遊ばせてくれそうなバイクですねー。足回りのベアリング総入れ替えの日は近いか!?
まぁ、コツコツやっていきますよ。