初めての”爺ヶ岳”【その２】

H先輩と別れて、ものの２分で無事に現地に到着。

いやぁ、ついにやってきましたよ、爺ヶ岳！（大げさ）
JNCCにおけるレース開催地となってからは、そのダイナミックなコースレイアウトと難易度からエントラントに人気のコースです。
今回の第3戦『ジョニエルG』でも、エントリーが581台と、まさに桁違い！今や日本における『クロスカントリーの聖地』と言っても過言じゃないですね。

到着したら、まずはパドックの設営。

今回自分は、久しぶりのヤマハ車『YZ250FX』で走ります。

その後、出店業者エリア『J・バザー』をふらふら散策。

個人的にもいつもお世話になっている、『MC GEAR』O西さんにもご挨拶。
顔見知りにたくさん会えるのも、ビッグレースならではのお楽しみです。

そしてトップライダー・石戸谷選手による、名物『モツ煮丼』に舌鼓。

柔らかいモツがたっぷりのって、これは美味し！

午後から試乗会が始まるというので、コース下見そっちのけで夢中で乗りまくり。ここぞとばかりに７台も試乗。うーん、どれも素晴らしい。
この日の自分的ベストマシンは、『KTM 350EXC-F』でした。初めて乗った350ccですが、パワーの出方がとても良かったです。

それにしても、ゲレンデ斜面を下りきってのコーナーでとっちらかりまくり。ゲレンデエンデューロなんて、恐らく17年くらい前の『ガルルカップ・白馬さの坂スキー場』以来。大量に撒かれたウッドチップにフロントタイヤがとられて、曲がり方が分からない…。ええ、試乗会だというのに、しっかり練習させてもらっちゃいました。スミマセン。m(_ _)m

試乗会終了時間までたっぷり満喫して、前日受付まで済ませちゃいます。
きちんとしたシステマチックなオーガナイズっぷりとあわせて、受付のオネーサンまでレベルが高い気がします。(笑）

今回自分のエントリーは、レースタイム100分の『FUN-GP』。JNCC初参戦なので、カテゴリーは『FUN-Cクラス』となります。

その『FUN-GP』のコース図がこちら。１周7.3kmとなかなかに走りごたえのある距離ですね。
ガレ場にウッズ、ゲレンデエリアと多彩なバリエーションに、先程の試乗会での不甲斐ない自分の走りっぷりに不安度MAX。
でも、ここまで来たらきっちり完走して、ケガなく笑顔で終わりたいところです。

やはり遠征の楽しみといえば、『温泉』と『グルメ』！
会場近くの日帰り温泉『薬師の湯』は、近隣のコンビニで配られている割引券使用で、500円で入れるというリーズナブルさ！これはお得です。

そして、爺ヶ岳に来るなら是非とも来たかったのがこのお店。大町の市街地にある『カイザー』という洋食屋さんです。
先のO西さんも爺ヶ岳に来るたびに、食事テロとばかりにこの店の美味しそうな料理写真をFBに投稿してくれるものですから、是非ともこの機会に！と狙ってたんですよね。
店の駐車場には、トランスポーターと思しき車が何台も。うーん、先を越されたか。ギリギリ並ばずに入れましたが、「料理提供まで4～50分ほどかかりますが、宜しいですか？」とのこと。
ええ、余裕で待ちますとも！

そして待つこと、ホントに約40分（苦笑）…。

『鹿カツ定食』（1,480円）です！
実はココ、鹿肉料理が食べられるので有名なんです。そして、量もハンパ無い！数量限定の鹿メニューですが、カツのボリュームにびっくりです。予めご飯を少な目にしてもらったんですが、それでも何とか完食というレベル。
我々の次に来た客は、「今日はもう、鹿肉終わっちゃったんですよー」との声に本当にがっかりしてました。いや、食べられてよかったです、マジで。

カイザーを後にし、コンビニでビールを買ってパドックへ帰宅。いつでも寝られるように寝床の準備が終わったら、

チームミーティング（ただの宴会）スタートです！
満腹にもかかわらず、ビールと餃子は別腹。トップライダー・渡辺学選手作の『マナブギョーザ』を、会場でで受け取れるように50個事前注文してたんですよね。肉厚の皮とジューシーな餡が絶品！
自分で言うのもなんですが、中華食材の工場直売店で働いていたカミさん仕込みにより、餃子を焼くのだけはちょっと手慣れていたりして。フライパン持ち込みでガシガシ調理です。

今朝は４時半起きだったので、満腹と酔いも手伝ってあっという間にダウン。翌日のレースに備えて、22時過ぎにはサクッと就寝です。
かなり気温が下がっているので、大事を取って寝袋は二枚重ねと万全の体制。あっさり眠りに落ちました。

まだレースが始まっていないので、続きます。(笑）