内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

XR250 レストア日記【その13】

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今回は“駆動系”のお話。

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ノーマルのリアスプロケット、歯数は“39T”。

街中やツーリングにおいては全く過不足ないけれど、オフロードで遊ぶことを考えたらもう少しローギアードに振りたいところ。

ちなみに、レーサーである『ME08』はF13T・R48T。

フロントの歯数は『MD30』も一緒だけど、そもそもミッションのギア比が違うのでリアを48Tにしたからと言って同じにはならないのだ。

それに、さすがに48Tにすると、公道では全然スピードが出せない仕様になるだろう。

 

何か適当なものは無いかなーとAma○onを徘徊していたら、

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格安のスプロケを見つけたので、ついついポチってしまった。

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タイ製のスチールスプロケットだが、肉抜きもキレイにされている。

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歯数は46T。

歯の先端部もちゃんと機械加工されているので、そこそこ手はかかっている…らしい。

 

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付いているチェーンのジョイントは、カシメではなくクリップ。
今となってはなかなか珍しい。

このくらいの馬力のバイクであれば、整備性考えたら全然これで十分なのになぁ。

 

ちなみに、なぜか手元にストックがあったので、

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スプロケットボルト』と『ナット』も新品に交換してみた。

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ノーマルに比較して、ナットの二面幅が14mm→12mmになり、ワッシャーも小径化したので軽量化に繋がる。

 

それにしても、外したスプロケボルトが意外ときれい。

恐らくは後輩が一度駆動系を一新したんだろう。ドライブチェーンも“エヌマ製”になっていたし。

その際に敢えて純正のスプロケを付けるなんて、逆にマニアックなヤツだ。

 

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チェーンガイドとの干渉を懸念して、一番後ろに引いた状態でとりあえず組んでみた。

しかし、回転させると明らかに引っ掛かるような手応えがある。

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ああ、やっぱりスライダーに当たってしまうのね。(涙)

 

これはもうどうしようもないので、

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チェーンガイドをオフセットさせるスペーサーを買ってきた。

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うむ、これでヨシ。

しかし、チェーンガイド自体がグラウンドヒットしそう…。

深い轍には入らないようにした方が良さそうである。

 

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そして、さらになぜか『フロントスプロケット』もストックがあるという…。

純正のスプロケ取り付けボルトも、新品のストックがあるという不思議。

 

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ノーマルのスプロケもまだ使えそうだけど、何事も気分ですから。

 

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うむ、満足。

時間切れなので、今日はここまで。

【つづく】