XR250 レストア日記【その6】
リアショックがオーバーホールから上がって来るまでは、バイクを移動させられません。
なので、ちまちまと気になるところを。
『MD30』は公道用なので、安全のためにドライブスプロケットがカバーにすっぽりと覆われています。
でもこれ、ダートを走る上では、中に泥などが入ってしまうとなかなか排出されない…。
ということで、
ギーコギーコ(笑)
真っ二つ。
このくらい開口部が大きければ、洗車機の水も届くでしょう。スッキリ!
お次はこれ。
ドライブチェーンのカバーです。
これも安全のために取り付けられているものです。
ボルト2本で留まっているだけなのでレースの時に外せばいいだけなんですが、
その時に気になるのは、スイングアームに残ってしまう“ステー”です。
この2カ所以外にも、スイングアーム内側にカバーを引っ掛けるフックがあるんですよね。
いずれにしても、端から見ればただの“突起物”。
仕様によりますが、レーサーの『ME08』ではそもそもカバー自体が付いていなかったりします。
ということで、
コンッ!
ポロリ(笑)
あらあっけない。
残った溶接痕ですが、雑な性格なものですから
ちゅいーん。
おお、レーサーみたいじゃないですか。超スッキリ!!
この作業が終わった後で、思い出しました。
「あ、自分、“リューター”持ってたわ…」
最初からそっちを使っていれば、こんなにスイングアームを傷付けずに済んだものを。(涙)
と言う感じで、性格が如実に現れる“雑な整備”はまだまだ続きます。
【つづく】