XR250 レストア日記【序章】
先日、Facebookに
「激しく、XR400Rに乗りたくてタマラナイ」
と書き込んだ自分ですが、偶然とはあるものです。
学生時代の後輩から、
「XR、乗ってないんで譲っても良いですよ」
というありがたいお話をいただきました。
あまりの嬉しさに、
本人の気が変わらないうちに、そそくさと我が家に連れ帰ってきた次第。
(※積載方法について色々とご意見を頂戴しております。ここでは改めてのツッコミは無しということで、何卒ご容赦ください。m(_ _)m)
モノは『XR250(MD30)』。
あくまでもレーサーではなく、公道用の市販モデルです。
排気ガス・騒音などの規制もなく、レーサーXR250R(ME08)のディメンジョンをそのまま受け継いだ最初期モデルである1996年式。
で、実はこのバイク、
元は自分の愛機だったりして。
(写真は1997年夏、北海道・サロマ湖畔のキャンプ場にて)
1998年に『XRV750 AfricaTwin』を購入したタイミングで後輩に譲り、今回それが23年ぶりに手元に還ってきました。
このバイクは本当に相性が良くて、アフリカツインを買っても手放すなんて考えもしませんでした。
ですが、上の写真にある“北海道ツーリング”に同行したS君の乗り物がその時無くなってしまっていたので、そんな彼に乗って貰おうと譲った次第です。
あまり乗る機会は無かったようですが、ずっと大事にしてくれていたのは一目瞭然。
過去に自分が装着したパーツは、時間が止まったかのようにそのままになっています。
アチェルビスのフォークカバーや、
レーサー『ME08』のリアキャリパーガード。
そして今は無き“Motopower Racing”のチェーンガードプレートとか…懐かしすぎる。
そして、スイングアームに貼られたこのステッカーが、当時の自分のバイクである“証”みたいなもんだったり。
今となっては時の流れを感じさせるバイクですが、自分にとっては本当に愛して止まない『XR』そのものなんですよね。
今回、縁あって自分のもとに還ってきたわけですから、今度こそじっくりと付き合っていきたいと思う次第。
大好きで、本当に大好きでタマラナイ『XR』ですから、当然当時のままに
“教科書”よーし!
“副読本”よーし!!
“参考書”よーし!!!
もうね、脳内トリップからカンペキですよ。
まずは止まっていた時計の針を、自分の手でキッチリと動かしてやろうじゃありませんか。
さぁて、忙しくなるぞー。(わくわく)
【つづく】