抜き取ったシャフト類がこんなにキレイだったので、リンク周りのベアリングの状態にもちょっと期待しちゃうところですが…
さて、どんなもんですかね。
ビックリするほどグッドコンディション。
25年前に一度開けたきりとはとても思えないほどにグリスはしっかりと残っており、カラーにサビもありません。
つまりは、一切水分の混入はなかった、と言えるでしょう。
やってて良かった、グリスアップ。
中央のここは、ベアリングではなくブッシュ。
こちらもサビはなく、25年前のバイクとしては状態は良好ですね。
リレーアームもこの通り。ありがたい限りです。
洗浄してから改めてグリスを詰め直し、
本当は両側のリップシールくらいは交換するべきだったかな。
でも、ひび割れも無かったので、とりあえず今回は組み立て優先ということで。
ここまでバラしたので、ついでにブレーキペダルも外してお掃除。
別に動きが悪いわけではなかったんですけど、ベータピンの抜きやすいこの時についでにやるのが楽かと。
さて、最後の大物『スイングアーム』です。
カラー表面にうっすらグリスが残っているところを見ると、
ああ、こっちもとりあえずは大丈夫そうですね。
これでもかとばかりにグリスを詰め込んだら、
完成です。
これでまた25年、安心して乗れますね。(ウソ。もっとマメにやります)
あとはオーバーホールに出した『リアショックユニット』が戻ってきたら、一気に組み上げます。
本当は早くフロントもやっつけたいんですけど、リフトアップ式のメンテナンススタンドではさすがに不安定なのでガマンガマン。
むしろキャブレターボディの汚れが気になるので、こっちを少し掃除しようかなー。
【つづく】