“新型コロナウイルス”が世間を賑わせている昨今ですが、我が家も慌ただしい年度末を迎えておりました。
今年晴れて高校を卒業する娘にあたっては、“卒業式の保護者参列NG”からの“大学の入学式中止”という記念行事が軒並みOUT。
そして息子も例外はなく、“一か月以上の長期春休みへ突入”ということで、思いっきりヒマを持て余していたりします。
保育士のカミさんに至っては、「テレワーク？何それ、美味しいの？」という有り様ですからね。
自分も一応テレワークを推奨されていたりしますが、なかなかそう上手くはいかないもの。
とはいえ、働き方の自由度が高まるのは、ありがたかったりもします。（元からかなり自由な働き方をしてはいましたが…）
それはさておき、我が家の愛車には大きな動きがありました。
二台あるクルマは両方とも2月に車検を迎えるのですが、いつも点検をお願いしている整備工場から『デリカスペースギア』に“イエローカード”が。
ちょうど10万kmを迎えるタイミングでの出来事ですが、問題は走行距離ではなく“18年目”となる年数でした。
ここで数十万掛けてキッチリ手を入れるか、乗り換えるか…家族会議の結果、議長兼大蔵大臣であるカミさんの出した答えは“乗り換え”。
この先数年間、しばらく出費の続く我が家においては、このタイミングでないと大きな出費はNG、という判断でした。
“しゃもきち”と名付けられ、子供達にも絶大な愛着を持たれていた『デリカスペースギア（シャモニー）』です。
自分もとても大事に乗ってきたクルマであり、非常に悩みましたが、一方ではありがたい話でもありますので同意することにしました。
さらに、「この機会にクルマを一台にしたい」というカミさんの申し出により、カミさん用の『クリッパーリオ』も手放すことになりました。
そして次期車輛について、カミさんから耳を疑うような提案が…。
「いっそのこと、また『ハイエース』にすれば？新車は無理だけど。」
マジデスカ…？
まさかここまで来て、また“ガチのトランポ”という選択肢が示されるとは夢にも思いませんでした。
畳みかけるように一言。
「ネッツのお店にキレイな白い『ハイエース』があったけど、あれは良いクルマ？」
なるほど、そういう事ですか…。
すでにアタリが付いてたんですね。
実は『デリカ』の時もそうでしたが、なぜか“白いクルマ”に好印象のカミさん。
トランポとしても使う自分としては、汚れが目立つので本来避けたい車体色なんですが、スポンサーの意向は無視するわけにはいきません。
そこからはあれよあれよと話が進み、3月頭に我が家に納車されてしまいました。
カミさんがしきりに“ハイエース”と言ってましたが、正確には『レジアスエース』です。（どうでも良いハナシ）
ファミリーユースは無視できないので、グレードは『SUPER GL』。
これは４型の“DARK PRIME”という特別仕様車です。
車体色はもちろん“パールホワイト”、2WDの2000ccガソリン車です。
贅沢言えば「ホントは四駆のほうが…」と言いたいところですが、４年落ちでたったの9000km（！）なんて出物にはそうそう出会えるものじゃありません。
乗り心地の面でも絶対こちらのほうが良いですし、四駆じゃこの値段では見付からないですからね。
…そもそも、見付けてきたのはカミさんですから、半ば指名買いです。
『パワーエンデューロ』スタッフとしては、ホントは『NV350キャラバン』のほうが良かったんでしょうけど…さすがに言えなかったです。(>_<)
ともあれ、15年ぶりに『ガチなトランポ』に戻りました。
自分にとって、ワゴンを含めると“６台目”のハイエースです。（『レジアスエース』ですけど）
フルモデルチェンジでこの“200系”が登場した時からずっと欲しかったクルマではあるんですけど、12年連れ添った『デリカスペースギア』への愛着が強すぎて、実はまだ実感がわきません。
それは徐々に慣れて自分のものにしていくとして、“トランポ”としても使えるようにするために、少しずつ手を入れていかなきゃですね。
