内田輪店

モーターサイクル、特にオフロードバイクが大好物です。 趣味と物欲にまみれた日々を、若干反省しながら綴っていきます。(苦笑)

4グラムへのコダワリ

自分がキャンプの時に愛用しているのが、snow peakのガスストーブ。

イメージ 1
「ギガパワーストーブ ”地” チタン」というモデルだ。
購入してから15年経ったが、構造がシンプルなため本体には全くトラブル無し。
しかし、5月のキャンプの時に、ついにオートイグナイタ(自動着火装置)のスイッチが壊れてしまった。

「ギガパワーストーブ ”地”」自体は今でもsnow peakのラインアップにあるが、自分のもつ「チタン仕様」は既に廃盤。しかも、補修部品となるイグナイタも、過去には「チタン仕様」が用意されていたがこちらも廃盤に。

まぁ仕方が無いか、と現在入手可能な「ステンレス仕様」のイグナイタを購入した。
しかし、改めて壊れたイグナイタと見比べてみると、新品であることも相まって妙にここだけキレイで浮いてしまうではないか。もちろん、チタンとステンレスの素材色が異なることも一因だ。

ここで、発売当時のカタログを見返してみると、補修部品のオートイグナイタ「ステンレス仕様」は17g、そして「チタン仕様」は13g…その差、たったの4g。
自分はバイクで持ち歩いているので、その差は誤差のようなもの。しかし、ここでコダワリを見せずして、何が「素材マニア」か。(苦笑)

となれば、やることは一つ。
イメージ 2
「ニコイチ」である。(笑)
イグナイタフレームに点火装置を留めているビスを外してもそれだけでは分離できず。やはり一カ所抑えのツメを起こす必要があった。幅1.5mmほどのツメをペンチで丁寧に起こして分解し、点火装置を入れ替えて再度元通りに組み立てる。

イメージ 3
よし、問題無し。

「チタン仕様」のストーブは、ゴトクだけでなくバーナーヘッドカバー、ワイヤー状の火力調節ノブまでもがチタン製。やはりイグナイタもこのチタンカラーがよく似合う。(自画自賛
ツメの曲げ起こしは金属疲労の原因となるので、今回限りの荒技かもしれない。それでも、『大事に使えばこのままあと15年使えるかもなぁ』、と考えるとちょっと楽しい。
まだまだこのストーブには活躍してもらうことにしよう。