これは、iPhoneが熱暴走を起こした時に表示される画面。こうなってしまったら、電源を落として、とにかく本体が冷めるのを待つしか無いのである。
実はこれからの季節、例年の自分は何度もこの症状に悩まされて来た。
というのも、GS-AでiPhoneをナビ代わりに使っていたからだ。
たまたまイベントで貰ったケースがあったので加工取付してみたのだが、これがなかなかで多少の雨でも浸水しないという優れモノ。
しかし、位置情報サービスを利用するため、ナビアプリは猛烈に電池を喰う。そのために、すぐ左側にUSBのアウトプットを増設し、電源供給出来るようにしていたのだが、これがマズかった。
密閉性の高いケースと常時充電状態の組み合わせは、ひたすら発熱と放熱不足を誘発し、25度以上ともなれば熱暴走のオンパレード。
多少の雨天時にも使えるのはありがたいが、そもそも雨天時に走り回るケースの方が恐らくは少ないはず。。。
ということで、ついにオープンタイプのマウントに切り替えることにした訳だ。
検討の結果、チョイスしたのはこれ。
これを選んだ理由は2つ。
・特定のスマホ専用設計ではないこと。
・マウント部が「MINOURA製」を使用していること
特に後者については、サイクルパーツで定評の「MINOURA」ということで、自分の中で信頼度が高いのだ。
このホルダーには、「リジットタイプ」と「クイックタイプ」の2種類があるが、ステーの取り外しを考えていない自分としては、より確実に取付可能な「リジットタイプ」をチョイスするのは必然である。
構成パーツは下記の通り。
クランプ部の適合寸法は22mm以上となっていたが、GS-Aのスクリーンステー径は約15mm。
セットには2種類のスペーサーが同梱されていたが、これを2種類とも使うという荒技で無事にクランプを装着することが出来た。問題ないかどうかは、しばらく走行テストをしてから判断することにしよう。
最後にマウントベースを取り付けて完成。
ちなみに、iPhoneを取り付けてみるとこんな感じ。
自分は横画面で使用したかったので、脱落防止のシリコンバンドは本体の溝から取り外して、単独で外側から被せるようにしてみた。恐らく、これで操作に支障もないだろう。
そもそも、防風効果の高いGS-Aのスクリーンの内側に取り付けているので、本体が冷えにくいのは事実。オープンマウントにしたことで、どのくらい放熱効果があるのか今から楽しみでならない。
そして、それでもあっさり熱暴走した場合には…とりあえず、今はまだ考えないことにしておこう。(苦笑)