以前より愛用している“NGC-JAPAN”のオカルトパーツ(失礼)。
自分のバイク全てに、何かしら同社のパーツが取り付けられていたりします。
「たったこれだけで!?」
と、そのどれもがちょっと信じられないような効果をもたらしてくれるものばかり。
そのNGC-JAPANが、また何やらアヤシイ新しいパーツを開発した、という話を聞いたものですから興味は尽きませんでした。
それがこれ。
これは、自分のクロスカブ110にも多数装着されている同社の製品『スムースドライブシステム』に用いられている“放電ワッシャ”を
ステンレス製の薄型ナットと合体させてホイールのエアバルブに取り付けられるようにしたものです。
写真の物は車やバイクで一般的な『米式バルブ』用ですが、今回は自転車で採用されている『英式バルブ』と『仏式バルブ』用もラインアップされてます。
あまりにもお手軽で面白そうなので、
まずは息子のMTBに付けてみようかと。
この車両は『英式バルブ』採用なので、
トップナットとバルブコアを外し、“放電ワッシャ”の突起を根元側に向けてバルブにねじ込みます。
突起部分は鋭利なので、指先を切らないように本締めの際は革製のグローブなど厚手のものを装着してから行う方が安全です。
「できたでー」
作業時間はものの5分もあれば、と言ったところ。
はてさて、こんなナット一つでそんなに変化が現れるものでしょうか?
取り付けが終わった自転車に乗って、息子は塾へ。
帰ってきた息子に「なんか変わった?」と聞いてみたところ、
「塾までの緩い上りが“トップギア(7速)”でいつもよりラクに登れた」
「下りでフロントブレーキがメッチャ効いた」
んだとか。(ほう)
もちろんタイヤの空気圧はナットを装着する前と揃え直しましたので、その印象は明らかにナットの影響によるものなのでしょう。
同じように、自分のミニベロでも試してみました。
これも『英式バルブ』なので、同じナットを使用します。
漕ぎ出しの軽さはミニベロならではですが、まず気付いたのは
「路面からのフィードバックが優しくなった」
こと。
このチャリは“セミディープリム”を使用しているため、比較的ホイール剛性が高いんですよね。
そのため、ギャップや段差のショックを結構リジッドに拾ってくれ、その衝撃が手や腰に来るんです。
ですが、このナットを付けてからは、明らかにアタリが柔らかくなりました。
そして、
に感じられました。
まるでタイヤを細くしたかのように、路面抵抗が減ったような印象を受けました。
すでに長いこと“NGC-JAPAN”のパーツを愛用してきている自分なので、イマイチ理論は分からずとも効果の程は体感してきています。
今回のパーツも
「たかがナット」
ではあるものの、それでもしっかりと効果を体感できました。
相変わらずの“オカルトパーツ”っぷりに思わず苦笑いです。
ちなみにこのナットは“1個1,600円”。
その効果を知るまではおそらく高いと感じる人がほとんどだと思いますが、
「放電効果が永久的に持続する」
とのことで一度買ったら一生モノ。
手持ちの様々な車両に付け替えて遊ぶ楽しみもありますので、話のタネに買ってみるのも面白いと思いますよ。
(そうやって、自分はどれだけつぎ込んでしまったんでしょう…怖っ)
『仏式バルブ』使用の自転車が我が家には無いので、そこは誰か友人の協力を得るつもり。
そして『米式バルブ』用は、もちろんバイクや車で試してみたいと思います。
(つづく)